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…うん、考えすぎている。それよりも、自分の息子なのだから絶対に会いに来るという自信があった方が分かりやすい。
「Aはどう思う？」
『え？』
ゴンの言葉に前を向く。私の顔にキルアが呆れていた。…いつの間にかキルアのバインダーも消えている。長考し過ぎたな。
『ごめん…考え事してた』
「だろうな。このゲーム、どう思うか話してたんだよ」
キルアの言葉で思考をそっちへ切り変える。
『うーん、珍しいゲームだなぁと思うよ。普通は何かに"勝つ"ことが目的だったりするけど、収集が目的なんて珍しい』
ラスボスが居るわけでも、対戦ゲームでもない。でもほのぼのゲームでもない。
素直な感想を言えば、キルアはまたなんともいえない顔をする。
「そういうことじゃないんだけど。…まぁ、現時点じゃ情報が全然足らないしAみたいな感想しか無いってのもそうだな」
『…その言い方はひっかかるけど、情報収集には賛成だよ』
「なら、町の発見だね」
ゴンが私とキルアを見て苦笑いする。そして、その表情を強ばらせた。
…ゴンは足を止める。何かに気づいたようだった。
「どした？」
「上から音が」
「！」
ゴンの言葉で私とキルアも上を見る。…何か、光が近づいてきていた。
「！？」
そのまま光は目の前で落ちる。
光が消え、現れたのは…男だった。
「……」
ドレッドヘアーで肩に刺青のある男は、中腰でバインダーを空中で開いていた。
男はキョロキョロと辺りを見回す。…狙ってここに来たわけではないのか？
それに、さっきの光はなんだ。念能力、と考えるのが普通だけど…バインダーを開いているのが気になる。
「ここは……スタート近くの平原か。……ってことは君達ゲームは初めてかい？ん？」
男は状況を把握したようにスラスラと話し出す。…やはり狙ったのではないらしい。つまり平原を監視している視線とも別…？
「さてどうかな？バインダーを持ってるってことはあんたもプレイヤーだね」
キルアの言葉には微かな動揺がある。…目的も能力もわからないからな。…私はより警戒を強くする。
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すってん(プロフ) - 続きの意志を示してくださって本当に嬉しいです！H×Hの作品でこちらが最も大好きな私です。最高に面白い作品を本当にありがとうございます！書き直し版もどちらも楽しみです！しかし無理はなさらずに、ご自分のペースで続けていただけたらな、と思います！ (4月14日 2時) (
レス) @page40 id: ff20551d0e (このIDを非表示/違反報告)
JRPG(プロフ) - たまごボーロさん» 続けるつもりではありますが、今のところネタ切れ+マンネリ化のため暫くはお休みする形にはなると思います…。なるべく早く続きが書けるように頑張りますね。 (4月12日 20時) (レス) id: c0cc0b1a31 (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 碧は染まったも続けてくれますか？ (4月12日 19時) (レス) @page40 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
JRPG(プロフ) - 作者です。前回の更新から約一年が経ちそうでした。新しい話の更新じゃなくてすみません。内容に関しては※お知らせをお読みください。 (4月12日 18時) (レス) id: c0cc0b1a31 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - JRPGさん» いえいえ、どういたしまして〜 (6月19日 1時) (レス) id: 2cdd8e90db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JRPG
| 作成日時：2022年12月6日 11時
