その参拾 ページ32
やっと笑顔になったサクラに一安心している間に壁が壊されてしまった。だが、今の二人に怖いものはない。座り込んでいるサクラに手を伸ばしサクラを立たせた。
「よし、やるか！」
「うん！」
素早く印を結び技を繰り出した。その後ろでサクラが援護した。その時草むらからいくつかの影が飛び出した。新たな敵かとAはクナイを構えたが、サクラに止められた。
「ん、あっ！いのちゃーーん!!」
「うっさい！サクラ…あんたには負けないって約束したでしょ！」
そこにはいのをはじめとしたシカマルとチョウジがいた。増えた味方にすっと肩の力が抜けた。ここから反撃が開始された。
「フォーメーション猪鹿ちょーう！チョウジ頼んだわよー！」
三人の連携で敵を翻弄することに成功した。暫くした頃サスケが立ち上がった。身体中に謎の模様が浮かび上がっている。
「サクラ……誰だお前をそんなにしたやつは……」
言うやいなや目にも止まらぬ早業で敵を倒していった。Aとサクラはその異様な光景に目を見開き見つめることしかできなかった。
「やめて！サスケ君！」
悲痛な叫びにようやくサスケの動きは止まった。いつの間にか敵も逃げ出していた。それと同時にサスケから模様は消えていた。一難は去った。Aは倒れている太眉の男に近付いた。
「大丈夫かい？サクラを守ってくれたみてぇでありがとな！助かったぞ！」
「僕はサクラさんを守ると決めたんです…！ですが、守りきれませんでした……なので、サクラさん！約束します！僕はもっと強くなります！」
それを聞いたサクラは嬉しそうに頷いた。
「お前かっこいいな…！俺は鉤上Aよろしく！」
「僕はロック・リーです！よろしくお願いします！」
二人は握手を交わした。その時、髪の長い男とお団子頭の女の子がリーに近付いた。Aはすかさず女の子の手をとった。
「君かわいいね！はじめまして！俺は鉤上A！Aって呼んでね！」
「は、はぁ、私はテンテン。よ、よろしく…」
「テンテンちゃんね！いい名前だっ…」
いつの間にかサクラに頭を掴まれていた。ギリギリと握り締められ冷や汗をかいた。
「アンタは誰かをナンパしてないと気がすまないわけ…！？」
「痛い痛い！ご、ごめんなさいぃぃ!!」
「……全く…ときめいて損したわ……」
サクラは手を離しボソリと呟いた。
「えっ、なんか言った〜？」
「何でもない！」
軽く怒っているサクラにAは首をかしげた。
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Rin´(プロフ) - tukihoさん» ありがとうございます(о´∀`о)part2へ続いていますので、早めに更新出来るよう頑張ります！ (2017年7月8日 15時) (
レス) id: 71af32377f (このIDを非表示/違反報告)
tukiho(プロフ) - Rin´さん» とても上手いと思いますよ!!お話面白いので更新頑張って下さいね!! (2017年7月8日 14時) (レス) id: 296f9ab165 (このIDを非表示/違反報告)
Rin´(プロフ) - tukihoさん» コメントありがとうございます！その通りです！だじゃれです！ (2017年7月8日 14時) (レス) id: 71af32377f (このIDを非表示/違反報告)
tukiho(プロフ) - 夢主君の術って『Rock』と『Lock』をかけてるんですか!? (2017年7月8日 14時) (レス) id: 296f9ab165 (このIDを非表示/違反報告)
Rin´(プロフ) - マヨラーさん» コメントありがとうございます！負けちゃいましたね。次回に期待しましょう( ＾∀＾) (2017年5月25日 23時) (レス) id: 435c1cb043 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin´ | 作者ホームページ：http://uranai.amanoboru
作成日時：2017年4月15日 14時
