その弐拾捌 ページ30
暫く探し回ったが中々見付からなかった。すると、目の前に大蛇が現れた。渋々クナイを取り出し睨み付けた。
「なんでこんな時に…！」
地面を蹴ろうとした時、大蛇が膨らみ苦しみ始めた。ポカンとその様子を眺めていると、あっという間に大蛇は破裂し飛び散った。さらに中から大量のナルトが飛び出した。
「俺は火影になる忍だぞ！こんなところでクソになってたまるかってばよ！」
「ナルト!!」
「A！？」
血塗れのナルトを抱き締めると喜びを露にした。慌ててAを引き離そうとした。
「バーカっ！どんだけすり替えられりゃあ気が済むんだよ」
「うっ、悪かったってばよ…」
「ま、とりあえず戻るぞ」
急いで戻るとあの髪の長い男に追い詰められているサスケがいた。手裏剣を投げ、木の上に仁王立ちをし見下ろした。
「悪いなサスケ…合言葉は忘れちまった！」
「お、おいバカあんま目立つように立つんじゃないよ…！」
サスケと敵は目を見開き二人を見た。サクラは嬉しそうに叫んだ。
「いいわよナルトにA！いけてる！」
「本当に〜サクラちゃーん！」
Aは木の上から投げキッスを飛ばした。サスケは苦虫を噛み砕いた時のように、渋い顔をした。
「こいつは次元が違いすぎる！」
サスケは何かを決断したかのようにすっと肩の力を抜いた。おもむろに懐から巻物を取り出した。男の前に差し出した。
「巻物ならお前にやる……頼む…これを持って引いてくれ」
そう言って巻物を投げると、ナルトは走り出しキャッチし思いきり殴り飛ばした。
「余計なことするな！」
「こんなバカで腰抜けヤローはぜってー俺の知ってるサスケじゃねー！こいつがどんだけ強えーか知らねーが…巻物渡したって俺たちを見逃す保証はねぇ…ビビって状況分かってねーのはお前の方だってばよ！」
ゾワリと背筋が凍るような笑みを浮かべた男はペロリと唇を舐めた。
「フフフ…ナルト君……正解よ」
「ふざけんな！」
ナルトは完全に怒り狂っている。長髪の男の生み出した巨大な大蛇が襲い掛かったが、ナルトは負けじと蹴りをいれた。Aは目を見開きナルトを見つめた。だが、検討虚しくナルトは男に捕まってしまった。
「ナルト…！」
ゴミのように投げ捨てられたナルトは気を失ってしまっている。狙いは恐らくサスケだろう。Aはサスケの前に立ちはだかった。直ぐ様鍵を取り出し、地面に突き刺した。
「岩遁、針千本…こっからは俺ねよろしく〜お兄さん」
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Rin´(プロフ) - tukihoさん» ありがとうございます(о´∀`о)part2へ続いていますので、早めに更新出来るよう頑張ります！ (2017年7月8日 15時) (
レス) id: 71af32377f (このIDを非表示/違反報告)
tukiho(プロフ) - Rin´さん» とても上手いと思いますよ!!お話面白いので更新頑張って下さいね!! (2017年7月8日 14時) (レス) id: 296f9ab165 (このIDを非表示/違反報告)
Rin´(プロフ) - tukihoさん» コメントありがとうございます！その通りです！だじゃれです！ (2017年7月8日 14時) (レス) id: 71af32377f (このIDを非表示/違反報告)
tukiho(プロフ) - 夢主君の術って『Rock』と『Lock』をかけてるんですか!? (2017年7月8日 14時) (レス) id: 296f9ab165 (このIDを非表示/違反報告)
Rin´(プロフ) - マヨラーさん» コメントありがとうございます！負けちゃいましたね。次回に期待しましょう( ＾∀＾) (2017年5月25日 23時) (レス) id: 435c1cb043 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin´ | 作者ホームページ：http://uranai.amanoboru
作成日時：2017年4月15日 14時
