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隆二「1人？」
「あぁ。」
隆二「誰？相手」
「メイク」
隆二「本当なんじゃん。
なに？本気なの？
Aの事もういらねえの？」
「本気なわけねえじゃん」
隆二「Aの荷物こんだけ？」
「あぁ」
隆二「じゃ、撮影気をつけて行ってきて」
Aが出て行って
何か言いたそうな伊織を無理矢理帰らせて
ソファーでボーッとしてた
何時間経ったかわかんねえけど
隆二からの電話は0時を過ぎてた
Aが床にぶちまけた荷物を
隆二が取りにきた
『Aはどうしてる？』
『隆二のとこにいんの？』
『話がしたい』
その言葉を隆二の鋭い目が
俺に飲み込ませた
「悪い、頼むわ」
それしか言えなかった
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年9月6日 11時
