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A「ちゃんと…聞いて…」
「やだってば！
それ聞いたら別れるんだろ？」
A「ごめん…
だけど叶夢を育てていきたいの」
そう言うなんてわかってたよ
「そんなの別れる理由になんねえじゃん」
A「今はパパやママがいるけど
それなりの歳だし…
叶夢に私と同じ気持ちを
味合わせたくないから。」
俺の気持ちなんて聞いてくれないって
わかってるけど
Aを手離せないから
「それと俺たちの関係と関係ないじゃん」
A「関係あるよ
私そんなに器用じゃないから。
LDHの仕事も降りさせてもらう。
日本にも、もう行かない。
仕事と恋愛と叶夢…全部なんてできない。」
「お前が出来ない事は
俺がカバーするから。
頼むよ…そんな事言われたら
俺は日本に帰れねえじゃん」
Aの身体が折れるほど抱きしめるけど
Aの手が俺を抱きしめてくれない
隆二「臣？そろそろ時間」
ノックと共に隆二が俺を呼んで入ってきた
Aの気持ちがわからない訳じゃない
だけどなんで一人で決めるわけ？
「隆二悪い…俺帰れないわ」
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年9月6日 11時
