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you said
臣を傷つけた
否定しなかった
フラフラしてるのは私のくせに
泣き出した私を抱きしめてくれてる
「帰った方が…いい？」
臣「帰んないで」
臣はシャワーに乱入してくる事もなく
2人でベッドに入ると
ただ抱きしめて
『おやすみ』ってオデコにキスした
寝付けなくてベッドを出ようとしても
抱きしめてる臣の力が強くて
起きてるんじゃないかと思うぐらい
逃げ出す事もできなかった
いつものように後ろから抱きしめられてる
身体を捩ってなんとか臣の方を向いて
首筋に顔を埋めた
臣の匂いがする
臣「くすぐってえよ…寝れねえの？」
「起こした？」
臣「うん…それやめろよ
我慢できなくなんじゃん」
「こんな女のどこがいいの？
真っ直ぐ臣だけを見てくれる人なんて
いっぱいいるでしょ…」
臣「お前はずっと俺だけを見てくれたじゃん
本当の俺を。三代目の登坂広臣じゃない
俺を見てくれたじゃん。
お前が今迷ってるのも俺のせいじゃん。」
臣に顔を埋めてるから
臣がどんな顔してるかわからない
だけど髪の毛を撫でる手も声も優しい
顔を上げて見つめれば
優しいキスをくれた
どんどん深くなっていく行為に
やっぱり身体も心も一気に
駆け昇って熱くなっていった
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
