今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:25,599 hit
小|中|大
98 ページ48
臣「A!」
臣は…隆二を連れて
恐らく最短でLAに来た
親の死に目にも会えないかもしれない
仕事なのに
リスケがきくスケジュールだった
神様はいる
やっぱりいない…
だってもうマリアを連れていこうと
してるんだもん
「隆二…ずっと黙っててごめんなさい」
隆二がどんな気持ちでここに来たか
わからない
何ヶ月か前から知ってた私でも
結局何の覚悟もできてないのに
臣は泣きじゃくっている私を
しっかりと支えてくれた
マリアの病室に入ると
マリアのパパが隆二に歩みよった
パパ「うちの娘が愛した人は
素敵な男みたいだな。
ほら、マリア。
会いたかった人が来てくれたよ。」
パパ「ちょっと2人にしてやろう。」
パパやママも1分1秒でも
側にいたいはずなのに
病室から出るとパパにハグされた
パパ「A、そんなに泣くな。
日本から呼んでくれてありがと。
マリアの愛が報われた。
マリアが安心して旅立てるように
見送ってやろう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
129人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時