今日:2 hit、昨日:36 hit、合計:25,642 hit
小｜中｜大
51 ページ1
マリア「朝帰り？」
「あ、うん…着替えて出なきゃ」
マリア「ふーん。タイミング…笑」
苦笑いのマリアに渡されたのは
日本からの荷物
それは臣から
『タイミング』
マリアが言った意味
時間なくて話してなくても
そりゃ多田さんとってわかってるよね
臣からの荷物を開けたのは
その日の夜
入ってたのはCDと手紙
『Aへ
一応俺らのもうすぐ出るアルバムね。
Aと再会して本当はもっと
色々話さなきゃならなかったのに
どうしてもAを目の前にすると
言葉で言わなくても
きっとわかってくれてるなんて
思うのは俺の悪いとこだね
Aが居なくなってから
吐き出せない寂しさ辛さを
遊んで誤魔化してきた
だけど心はずっと晴れなくて
LAでAに再会して触れた瞬間に
スッと心が軽くなったんだ
まだまだ伝えるのが下手くそだから
今日はここまで
会いたい 愛してる
広臣より』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
