007*° ページ7
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本気で言ってるのかな……?
でも冗談で言ったりする……?
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半信半疑のまま
玉森くんの顔を見つめていると
玉森くんはくるりと向きを変えて
窓にストンと寄っかかった
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玉「北山先輩はねー、ああ見えて色んな噂があるんだよね」
A「え、噂?」
玉「そう。 んー例えばぁ……恋愛経験豊富とか」
A「そ、そうなんだ……」
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そんな噂知らなかった……
私、何も知らないんじゃ?って思えてきちゃう
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それに
恋愛経験豊富、なんて
私と正反対すぎて
ますます北山先輩を遠く感じた
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玉「それにさ、俺らと2個しか変わらないのに、それだけですごく大人な気がしない?」
A「確かにする……」
玉「やっぱり恋愛経験が豊富な年上と付き合うにはさ、それなりに男慣れしとかないといけないわけですよ」
A「そうなのかな……?」
玉「うん。 だから俺が、Aが北山先輩と堂々と付き合えるようになるために協力する」
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玉森くんと話しているうちに
玉森くんが言っていること全てが
正しいような気がしてきた
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確かに
北山先輩から見て、
私なんてただの子供でしかないのかも
そんな私が相手にされるはずもないよね……
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玉「どう? やってみる? 北山先輩と付き合うための恋愛授業」
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A「うん、やってみる!」
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玉森くんは
いざという時頼りになる、いい人だし
きっと有言実行してくれるはず……!
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そんなやりとりから
私達の恋愛授業が始まった________
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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2014年8月4日 9時