002＊° ページ2
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？「……あっ、Aだ〜」
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部活に所属していない私は関係ないけど
もうとっくに部活が始まっている時間で
教室に残っているのは私だけだと思っていたから
突然、男子の声がして驚いた
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A「……玉森くん。 久しぶりっ」
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ドアの方を振り向くと
そこにいたのは、高校に入ってからはクラスが違うけど
中学の時、同じクラスだった玉森くんがいた
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高校に入ってから１ヶ月間
電車で見ることはあっても
面と向かって話したのは１ヶ月ぶりだ
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玉「うん、久しぶり。 元気してたぁ？」
A「うん。 元気だよ。 玉森くんは？」
玉「俺？ ん〜〜……」
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玉森くんは考えるように『ん〜』と止まって
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玉「……まぁまぁかな」
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この答えに辿り着くまでに
30秒くらい経った気がするのは気のせいかな？笑
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A「そっか。 でも元気そうだよ笑」
玉「えっ、そぉ？」
A「うん笑」
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首を傾げる玉森くんがなんだか可愛い
思わず笑っていると
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玉「……ああでも、確かに今は元気かも。 ずっと会いたかった人に会えたからね」
A「そうなんだ？」
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私の目を見ながらそう言った
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作者名：しょーみつしょ。
| 作成日時：2014年8月4日 9時
