その彼氏、過保護につき！【紫】

元カノ４ ページ17

どうも、さとるぅと枠の途中に寝落ちしてジェルくんの枠丸ごと見逃した作者です(´._.｀)
あれ？おかしいな。アラームかけたのにな。
とりあえずなーくんの声を聴きながら更新しまーす！

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Aside



後ろから聞こえてくる足音が近づく度に深山さんが「あわわわっ···」手を口に当ててあたふたしだした。



「どうしてそんなに慌て···て」



「A、杏珠」



振り向くと同時にポンと頭に手が置かれる。
それだけで、なーくんだということが分かる。



「どうして？」



「迎えに来たらなんか言い争ってたから面白そうで見守ってたw」



「え、いたなら助けてよ！」



「ごめんw」



「久しぶり」



深山さんが遠慮がちに口を開く。



「うん。久しぶり」



なーくんは特に嫌がる様子もなく返事をした。



「あのさ一つだけ聞かせてほしいの」



「なんでも答えるよ」



「なんでその子と付き合ってるの？」



敵意むき出しの目で睨まれる。
なーくんの答えにも不安になってぎゅっ と手を握る。



「それって理由いるのかな」



『え？』



予想外の答えに2人の声がシンクロしてしまった。



「Aが好きだから付き合ってる。“好き”って以外に理由いる？俺は少なくともそう思うよ」



なんか泣けてきた、ううっ




「···ごめんなさい」



それだけ言って深山さんは駆け出した。



「ありがとう、なのかな？」



「杏珠が悪いわけじゃないからね」



なーくんは肩をすくめて苦笑する。
深山さん諦めたってことでいいのかなぁ。



「あ、なーくんめっちゃカッコよかったよ！」



「本当？ありがとう」



へへ となーくんが嬉しそうにはにかむ。
何この可愛い生き物！
無理、尊い！



「んー帰ろっか」



「あ、うん！」



危うく本来の目的を見失うとこだったw


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杏珠ちゃんは別に悪い子じゃないです！
なんかそういう雰囲気になっちゃっただけでww
また出すか分かんないですけどね
なーくんの「もりさん」呼びに未だきゅんってしてましたw
「もりさん上手かった？やったー！」

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