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「……集合場所、何組だっけ？」
「多分3組。教室掃除ある？」
「あ、私特別教室掃除だわ今日」
「じゃあ3組で待ってる。」
係決めした翌日。すぐに委員会の集まりがあるみたい。
少しめんどくさいけど、ハニがいるならまぁいいや。
掃除を終わらせて3組に向かうと、教室のドア付近に女の子たちが沢山いた。
何事だろう？そう思って女の子たちをかき分けて教室に入る。
ハニの隣に座って女の子たちの視線の先をさりげなく確認する。
……思った通り、ハニのファンの子たちだった。
そんなことも気にせず、隣に座るハニは呑気にスマホゲームをしてる。
女の子たちの視線の先はハニだけじゃなくて、他の方にも向いていた。
その先をたどると、前から二番目の席で楽しそうに喋るジュンの姿があって
ジュンも同じ委員会なんだ。ってびっくりした。
ジュンの隣に座る女の子は、前あった時よりもだいぶ髪が伸びたミアちゃんで。
本当仲がいいんだなって思う度、胸がチクチクした。
「……どこ見てんだよ」
ジュンを見ていたら視界にハニの顔が写る。
「ごめんごめん、弟見てた」
「弟……？A、弟いたの？」
「そうだよ」
「どいつ？」
あれあれ、という風にさりげなく指をさした後、ハニが「へぇ〜」なんて声を漏らす。
「ジュンって子でしょ。うちのサッカー部のマネが前目ハートにしてたわ
お前と姉弟…のわりにあんま似てねえな」
「…ふふ、でしょ」
だって、血繋がってないもん。似てるはずがないよ。
ミアちゃんに笑顔を見せるジュンに、また胸がチクりと痛んだ。
その笑顔をみれるのは、私だけでいいのに。なんて悪い思いが浮かんできて
もう二人を見てられなくて、目を逸らした。
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
