私の旦那は童顔ことベビーフェイス

ベビーフェイス３８ ページ39

Aside






何だか最近、皆に内緒話される。
ポアロに園子ちゃん達が来た時、零を呼んで何か話してる事が多い。
私の方見て言ってるんだから私の事だよね？

何かしたかなって考えていたらボーッとしてたみたいでお客さんに気づかなかった。






『あっ、ごめんなさい！ご注文どうぞ』

｢ハムサンドとコーヒーください｣

『かしこまりました』






やっぱり零が作るハムサンドは美味しいよね

それは私も知ってる

あぁ、今日は午後から零とポアロで一緒なの






『ハムサンドよろしくね〜』

安｢了解｣





カラン





園｢Aちゃん来たよ〜！｣

蘭｢こんにちわ！｣

コ｢こんにちわ〜｣

『皆いらっしゃい！』






最近頻繁にポアロ来てくれるからもう自分の家みたいに入ってくるよね。

二人は私が作ったガトーショコラを頼んだ

美味しいって食べてくれて嬉しいよ




するとまた園子ちゃん達と零が話始めた

やっぱり私が何かしたのかな？

話してる内容が知りたい訳じゃないけど、
自分が迷惑かけてるなら知りたいよね。

こういうの気にしちゃうタイプだから







安｢‥‥っA！｣

『えっ、あ、何？』

安｢コーヒー溢れてる！｣

『うわっ！熱っつい』

梓｢Aさん大丈夫ですか！？｣

『うん、平気平気！』






急いでふきんで台を拭く

少し手が赤くなったけど後で冷やせばいいか

考えてたら溢れてたなんて駄目だな
仕事なんだからちゃんとしないと！






コ｢Aさんどうしたの？｣

『何でもないよ』

コ｢手冷やした方がいいんじゃない？｣





やっぱり赤くなってるのバレたかと思いつつ、
後で冷やすと伝えたら何か考えだした。





コ｢安室さーん！Aお姉さん手火傷しちゃったから帰った方がいんじゃない？｣

『ちょっと！』

蘭｢そうなんですか！？なら早く冷やさないと！｣

園｢傷残っちゃうわよ！｣

梓｢安室さん、今日はもうお店はいいのでAさんと一緒に帰って手当してください！｣

安｢そうします。ありがとうございます｣






コナン君の爆弾発言で帰らされた私達。

車に乗っても無言な零に少し気まづさを感じながらも何とか家に辿り着いた

手際良く手当てしていく零






降｢Aごめんな｣

『え？』

降｢園子さん達と話してたの気にしてたんだろ？｣

『！どうして』

降｢コナン君に教えてもらったんだ｣






コナン君、気づいてたんだ
バレてないと思ったんだけどな。

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