言い訳2 ページ11
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『…先輩!次はどれにしますか?』
「何でも。強いて言うならこれだな」
着いた所は遊園地。
チケットを買った後、いくつかのアトラクションを回った私達は2人でマップを覗いていた。
『真希先輩…先輩がいくら言おうともこれは私…』
彼女が指さしたのはジェットコースターでもなければメリーゴーランドでもない。
勿論、観覧車も違う。
お化け屋敷である。
しかもなんだこれは、最恐に地獄にと恐ろしい言葉が並べられているではないか。
舞台は廃病院だなんて、王道ではあるが入場者をチビらせる気満々である。
「お前…普段相手にしてるのだって呪霊だろ」
『呪霊は殴れてもお化けは殴れないじゃないですか…!』
恐怖に慄く私をずるずると引き摺る彼女。
駄目か?などと聞かれるものだから、拒否なんてできなかった。
列の最後尾にいるというのに奥歯をガチガチと鳴らす私を見て笑っている。
そんな風に笑う姿も最高だとどこか遠くで思いながらあっという間に回ってきた順番。
コアラとユーカリの木状態の私達は持たされたライトで照らしながら中に入っていった。
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m__rr(プロフ) - お返事ありがとうございます( ´ω`*)! もしよろしければ、宿儺で書いていただきたいです..! (2021年3月16日 13時) (レス) id: 87fa9eda41 (このIDを非表示/違反報告)
花央(プロフ) - m__rrさん» わー!ありがとうございます…!勿論大丈夫です…! (2021年3月15日 11時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
m__rr(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく拝見しています(_ _*)) 突然ですが、キャラリクエストよろしいでしょうか…? (2021年3月14日 23時) (レス) id: cbad7118e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花央 | 作成日時:2021年3月6日 21時