16 ＊YN side＊ ページ16
そして行きつけの店に
Aを無理やり連れて来た俺
回りの目もあるため
すぐさま個室へと移動した
「ちょっとユノ
どういうつもり？」
ﾕﾉ「Aこそ
どういうつもり？」
「な‥ 何が？」
ﾕﾉ「最近
俺のこと避けてるだろ」
「え…」
ﾕﾉ「なぁ…」
Aに近づき
そう詰め寄ると
「き、気のせいじゃない？」
俺から目を逸らすA
ﾕﾉ「絶対気のせいじゃない
最近わざと俺と２人きりに
ならないようにしてただろ？」
「そ、そんな事ないし
ユノってば考えすぎだから」
ﾕﾉ「…」
俺は知っている
Aは嘘をつくと
必ず瞬きの回数が多くなる
ﾕﾉ「なぁ」
「ん？」
ﾕﾉ「俺… Aに
何か避けられるようなことした？」
「え…」
俺はAの顔を
真っ直ぐ見つめた
「それは…」
ﾕﾉ「A」
「…」
ﾕﾉ「頼むから避けないで」
「え…」
ﾕﾉ「俺… 諦め悪くてさ
Aに振られたくせに
懲りずにまだずっと
Aの事が好きなんだ」
俺は嘘がつけない
だからこそ
好きな気持ちを
隠すことも出来ない
「ユノ…//」
ほら
キミは
またそうやって
俺を惑わせるような顔をする
ﾕﾉ「俺のこと好きになってとは言わない
けど… 理由なく避けられるのは
正直キツい」
「……」
彼女に目をやると
なぜか泣きそうな顔をしていた
ﾕﾉ「A」
そんな彼女の手を
ソッと握りしめ
ﾕﾉ「せめて友達でいいから
今までみたいに普通にしてほしい」
優しく撫でた
「ユノ…//」
ﾕﾉ「わざと俺から
逃げるような事だけはしないで」
「…///」
切なそうに俯く彼女
ダメだ
こんな顔されたら
期待せずにはいられない
ﾕﾉ「A」
「？//」
ﾕﾉ「Aって
本当に好きな人なんているの？」
「え？」
ﾕﾉ「俺のこと
本当に
男として見れない？」
俺はAの手を握りしめたまま
彼女の側にさらに近づいた
「ユ、ユノ？//」
ﾕﾉ「なぁ… A」
「ちょっとユノ
近いから//」
ﾕﾉ「俺には…Aが
嘘ついてるとしか思えない」
「はっ？//」
ﾕﾉ「Aの好きな人って」
「‥//」
ﾕﾉ「本当は‥ 俺でしょ？」
「えっ//」
もう止まらなかった
自分でも
こんなこと言うなんて
どうかしてる
そう思った
けど俺を見る彼女の目が
どうしても俺のことを"好き"と
言ってるようにしか見えなかった
だから理性なんて
簡単に吹き飛んでしまうんだ
17 ＊YN side＊→←15 ＊CM & YN side ＊
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - wakaさん» 何度も読み直して下さってるなんて、ものすごく嬉しいです(；；)なかなか更新が遅いですが頑張って続編描いてみようと思います(*^-^*)コメント本当に励みになります(*^-^*)本当にありがとうございました(*^-^*) (2019年4月4日 7時) (
レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 何度も読み直す。その都度思うわ。待ってるね(^o^) (2019年4月3日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - wakaさん» wakaさん、お久しぶりです(*^^*)更新遅くなるかもしれないんですけど、まだ、お話描けるスペースが残ってますので続編描きますね(*^^*)いつもコメントありがとうございます(≧∇≦*) (2019年4月3日 8時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 続編が！！続編が読みたい！！！よろしくお願いします(^o^) (2019年4月3日 7時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - れなんす さん» 本当ですか？(。>ω<。)？そんなふうに言って頂けて嬉しいです(*^^*)そして目をうるうるさせながら読んで頂けるなんて嬉しすぎます(；；)たくさんコメント下さって本当にスゴく嬉しいです(^-^)これからも頑張りますね♪コメント本当にありがとうございました(^^) (2019年4月2日 20時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2018年4月6日 12時
