鈍感モチモチ王子ジェヒョン君

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ﾄﾞﾖﾝ｢卒業した後
Aちゃんに告白しなかったこと凄く後悔してさ｣




ドヨンオッパ‥‥‥




ﾄﾞﾖﾝ｢当時は振られたら一緒に帰ったり出来なくなるのが嫌で告白出来なかったんだけど｣




｢‥‥｣



ﾄﾞﾖﾝ｢今は違う｣



｢？｣




ﾄﾞﾖﾝ｢あの時すごく後悔した分
今度は絶対気持ち伝えようって｣




｢オッパ‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢俺さ‥高校卒業後は地元から離れた大学へ行っただろ｣




｢あぁ‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢実は大学1年の頃
1度だけAちゃんに連絡した事あって｣




｢え、｣




ﾄﾞﾖﾝ｢けど連絡先が変わってて繋がらなかったから｣




｢あっ、あれは違うんです
私バカだから大雨の日にスマホ水没させて、それで連絡先とか全部消えちゃって｣




ﾄﾞﾖﾝ｢そうだったんだ｣




｢はい‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢俺はてっきり彼氏でも出来て
男友達の連絡先は全て消して番号も変えたのかと思ってたから｣




｢そ、そんなんじゃないですよ｣




ﾄﾞﾖﾝ｢だから諦めるしかなかったんだけど
この部署に来てAちゃんを見つけた時は本気で心臓が止まるかと思った｣




｢心臓が止まるって、そんな大袈裟な‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢大袈裟じゃなく本当に

こんなふうに、またAちゃんと再会出来るなんて思ってもみなかったから｣




｢‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢運命かもしれない｣




｢え‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢そう思ったんだ｣




運命‥‥





ﾄﾞﾖﾝ｢俺と付き合って貰えないかな？｣




｢つ、付き合う‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢もちろん返事はすぐじゃなくて良いから｣




｢‥‥｣




ﾄﾞﾖﾝ｢けど少しでも俺に好意があるなら
まずは友達からで良いから付き合って欲しいと思ってる｣




｢友達から‥‥｣




ドヨンオッパのその熱い視線から
目を逸らすことが出来なかった




＊



＊


｢こんなとこまで送ってもらっちゃって
何かすいません｣




ﾄﾞﾖﾝ｢好きな子を家まで送るのは当然の事でしょ｣




｢いや、あの‥///｣




‥‥マズいな


ドヨンオッパ
めちゃくちゃストレート過ぎて反応に困る





ﾄﾞﾖﾝ｢もしかしてAちゃん‥照れてる？｣




｢へっ？//｣




ﾄﾞﾖﾝ｢ハハッ‥ 可愛い｣




だから、何その天使の微笑み！？




｢あの‥‥ やめて下さい｣




ﾄﾞﾖﾝ｢やめるって何を？｣




｢何て言うか‥ その
女の子扱いされるの慣れてないので
反応に困ります｣

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