秘密の関係！？

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ｷﾞｮﾝｽ｢良かった｣


｢えっ、これ私に？｣



ｷﾞｮﾝｽ｢うん｣



｢えぇ、良いの？｣



ｷﾞｮﾝｽ｢作りすぎたし
気にしないで｣



｢じゃあ‥｣


そして私は


｢遠慮なく頂いちゃいます｣


ギョンス君から
サムゲタンの入った器を受け取った



ｷﾞｮﾝｽ｢ハハッw
相当お腹空いてたんだね｣


｢うん。実はこれからコンビニまで
食料買いに行こうかな〜と思ってたから
めちゃくちゃ嬉しい｣


ｷﾞｮﾝｽ｢それは良かった｣


そう言うとギョンス君は


ｷﾞｮﾝｽ｢じゃあ食器は
いつでも大丈夫だから｣


ドアノブに手をかけた


｢ちょっと待って｣


ｷﾞｮﾝｽ｢ん？｣


｢せっかくだし
お礼にハーブティーでも飲んでく？｣


ｷﾞｮﾝｽ｢ハーブティー？｣


｢ギョンス君の大好きな
うちのハーブティー｣


ｷﾞｮﾝｽ｢え、｣




数分後



｢何これ
めちゃくちゃ美味しすぎるんですけど｣


ｷﾞｮﾝｽ｢そう？｣



｢ギョンス君マジで天才｣



ｷﾞｮﾝｽ｢Aさん大袈裟すぎ(笑)｣


ただいま部屋にギョンス君を招き入れ
私はサムゲタンを食べ
ギョンス君はハーブティーを飲んでいる


｢えっ、ギョンス君って
普段からよく料理するの？｣


ｷﾞｮﾝｽ｢時間がある時は｣


｢男の人なのに凄いね｣


ｷﾞｮﾝｽ｢そんなことないよ
ただ料理するのが好きなだけだから｣


｢へぇ〜
料理が好きな男とか最高だね｣



ｷﾞｮﾝｽ｢そう？｣



｢私なんて最近まで実家暮らしだった事もあって
料理する事ないまま今に至るもんな〜｣



ｷﾞｮﾝｽ｢誰にでも得意不得意があるから｣



｢私に得意なもんなんかあったっけ？｣



ｷﾞｮﾝｽ｢Aさんは
髪の毛切るのが上手でしょ｣


｢それは仕事だから｣



ｷﾞｮﾝｽ｢けど髪の毛切るのが上手いのも
充分特技なんじゃない｣


｢ギョンス君って
本当良い人だよね｣


ｷﾞｮﾝｽ｢そんな事ないよ｣


｢いやいや
この前私が道に迷った時も
一緒にマンション探してくれたり
めちゃくちゃ良い人じゃん｣


ｷﾞｮﾝｽ｢そんな事はないけど｣


｢あぁ〜 けど頻繁に
こんな美味しい料理が食べれる
ベクが羨ましいよ｣


ｷﾞｮﾝｽ｢え、｣


｢時間ある時は
よく作ってあげるんでしょ｣


ｷﾞｮﾝｽ｢まぁ…｣



｢私もこんな美味しいサムゲタンが作れるよう
頑張らなきゃ｣



ｷﾞｮﾝｽ｢‥じゃあ｣


｢ん？｣



ｷﾞｮﾝｽ｢また作ってあげるよ｣



｢え？｣



ｷﾞｮﾝｽ｢夕飯｣



｢夕飯？｣

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