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7.学校祭プログラム原稿篇、開幕 ページ8

前話の最後に掲載した文(個人情報保護のため一部変更しています)についての話になる。



登校明け最初の朝学活の時、学校祭が延期になるかもしれないという連絡を受けた。
中止した学校もあるらしい。
私はこの時、学校祭が普通に出来るだけでもすごくない?と思った。

…この時思った事を中心に、家に帰ってから約2時間かけて下書きし、1時間かけて自称国語が得意な母と推敲した。
締め切り間近だったため、次の日の朝1番で山田先生に出しに行った。

2時間目と3時間目の間の休み時間、まだ午前授業だった私たちは、あと1時間で帰れるね、などと話してた。

「花凛ー山田先生が呼んでるー」

盛くんに呼ばれ、廊下に出た私に山田先生から一言。

「お前、何書いてるのかわかんねえ」

私は深く傷ついた。
裏にも何か書いてあったが、読む気がしなかった。
たっくんや国語が得意な愛が見せて、と声をかけるが私はそれを無視してカバンにしまい、窓辺で黄昏れていた。

自分を全否定されたようで辛かった。

2分前着席の号令がかかっても涙が止まらず、席に座れない私に、1番席の近い朝陽ちゃんが声をかけてくれた。
私のしゃくり上げながらの説明で何とか状況がわかったのか、背中をずっとさすってくれていた。
チャイムがなったので、流石に私は席に戻った。

公民の授業だったが、思い出すと辛くて板書がとれなかった。
それを見ていた期間限定の先生が、保健室行っていいよ、と言ってくれた。

保体委員の女子が保健室まで連れて行ってくれた。

保健室に着くと、保健の先生にまずは思いっきり泣きな、と言われたので気が済むまで泣かせて頂いた。
そこから何が起きたか、順を追って説明していった。
その先生が今年のプログラム担当だったのだが、学校祭に合わせて期限を1週間延ばしてくれた。

一応受験生、全く授業に出なくても問題なので、ある程度落ち着いたら教室に戻った。

私がいない間に、期間限定の先生は「俺の顔見て気持ち悪くなっちゃったのかな…」と自虐していたらしい。
…断じてそんな事はありません。



「少しは落ち着いた?」
「今は山田に対して純粋な殺意しかない」

+++++
朝陽ちゃん悪者っぽくなってますが、全然です!むしろ仲良い(と私は思ってる)です!

8.心配→←6.延期したところに、破天荒会長現る



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花時雨(プロフ) - 翡翠ノ楓さん» 叫ぶ時の定番です。笑 このクラスでは日常茶飯事でした。笑って頂けて嬉しいです^ ^ (2019年7月21日 22時) (レス) id: 707381074e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ノ楓 - 何故に王様の耳はロバの耳って叫んだんですか…?これ読んだ時腹筋が崩壊するかと思いましたよ… (2019年6月15日 11時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
カモミール。(プロフ) - シトロンさん» 大変失礼いたしました。今後気をつけます。 (2019年1月1日 18時) (レス) id: e321ef376e (このIDを非表示/違反報告)
シトロン - すみません。コメント欄でチャットは止めてください。サーバー落ちしてしまう恐れがあるので、お願いします。 (2019年1月1日 15時) (レス) id: d8371914fb (このIDを非表示/違反報告)
カモミール。(プロフ) - 米野花子さん» ありがとうございます! (2018年12月15日 0時) (レス) id: 3e23062850 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花時雨(元カモミール。) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chamomile-7th/  
作成日時:2018年11月17日 23時

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