35. 同期招集 ページ35
朝になっても常務は戻らなかった。
もちろん連絡もない。
緊急の仕事って何だったんだろう。
考えても仕方ない。
いつまでも常務の家にいるわけにはいかないし・・・
常務のカードキーを使って、戸締りをして出た。
着替えるために、1度自分の家に戻ってから出社した。
会社に着いて、常務のスケジュールをチェックした。
今日の常務の予定は会議ばかりだ。
会社にいるってことよね？
それでも常務室に常務が現れることはなかった。
どうしたんだろう・・・
そういえば、昨日専務に言われてたよね。
太田商事のこと。
あんまりいい噂は聞かないからやめろって言ってた。
それが関係あるのかな？
太田商事ってどんな会社なんだろう。
そうだ！
営業の田中と辻井に聞けば何か分かるかも。
人事部のマリも情報通だから、何か知ってるかもしれない。
いっそのこと、同期会招集した方が情報が早く入るわね。
すぐにグループラインで送信した。
すると・・・
早い、早い。
女子の返信がすぐに返ってきた。
相変わらずだなぁ、このスピード。
少しして営業の男２人からも連絡がきて、結局いつもの「憩い」に集合。
集まるなり、営業の田中が
田中「俺に聞きたいことってなんだ？何でも聞け。何でも答えてやるぞ。それとも何か仕事でミスでもしたか？」
マリ「はっ？あんた何様のつもり？」
マリが突っ込む。
田中「だってさ、Aが相談なんて珍しいじゃん。しかも俺を頼ってこうして招集かけたんだろ？俺じゃなきゃ分からないことなんだよ。何でも聞いていいぞ、A」
マリ「あんたの思考回路、別の意味で尊敬するわ(呆)」
皮肉を言うが
田中「だろ？営業マンは凄いんだぞ」
マリ「だから違う意味って言ってんの！」
香奈「うちの会社の営業やるんだから、なまじ普通の神経ではやれないわよ」
マリ「そうよね、多少おめでたい性格じゃないとね〜」
田中「２人して俺を褒めるなんて、珍しすぎて今、鳥肌立ったぞ」
マリ・香奈「褒めてないし」
田中「へっ？」
意味が分ってない田中を無視して
マリ「それより、何？A」
香奈「そうよ、急用なんでしょ？何？」
A「うん、あのさ、太田商事って知ってる？」
田中「太田商事？ああ、今、成長中の会社だろ？」
辻井「色々手を広げようとしてるよな」
田中も辻井もなんだかんだ言っても、営業マン。
すぐに分かった。
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アイラ(プロフ) - お疲れ様でした。久しぶりなので 最初から読み返します！楽しみ＼(^o^)／ (2019年9月19日 1時) (
レス) id: 91caf3041c (このIDを非表示/違反報告)
マミン(プロフ) - またシム家の仲間たちの続編見たいなーって何年たっても思います^_^ (2018年11月27日 22時) (レス) id: 0cd15f1a61 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - えー！ ちゃみゆうさんだったのですか！（今頃 (^◇^;) ）本当に嬉しい驚きです。最近、ずっとそばに…を読み返していたところだったので、本当にびっくり。私の癒しです。今回も、本当に最高でした。 (2018年10月1日 23時) (レス) id: e8772f8a7c (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - ゆうさん» またまた読み返して来ちゃいました(^^♪常務チャンミン最高だったぁ(((^-^)))再度！ありがとうございましたぁ(^O^) (2018年9月23日 23時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - makimakiさん» 楽しんでくれましたか。良かった！ありがとうございました！ (2018年9月23日 16時) (レス) id: 9fc478c7b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2018年1月9日 23時
