仲直り (changmin) ページ24
携帯を握りしめたまま後悔に苛まれていた
俺はAの心配より先に自分の怒りの感情をぶつけてしまった
Aが俺との約束を忘れるなんて余程の事があったはずなのに…
我に返って時計を見ると午前1時を過ぎていた
Aはもう家に着いたのだろうか…？
心配でどうにもならない
今度はその事で心が支配されていった
その時…
携帯が着信を知らせた
画面には『俺の女神』と…
Aからだ…
『もしもし？』
A『チャンミン…』
Aの声は震えていた
『どうした？』
A『さっきはごめん…
どうしても声が聞きたくなって電話しちゃった…』
『俺もごめん…』
A『私が悪かったんだから謝らないで？』
『俺が悪かったんだよ』
A『心配してくれてたのにあの態度はなかった…
本当にごめん』
『俺も自分の事ばかりでAの事を思いやる事が出来なかった
ごめん…
もう家に着いたの？』
A『うん』
『良かった』
A『さっき言ってた大事な話って何？』
『Aこそ何があったの？』
A『チャンミンが先に話して？』
『うん…
実はソルファのアボジがヒョンに会いに来て…
ソルファと結婚してほしいって言ったらしいんだ』
A『え！？』
Aが驚くのも当然だ
俺もこの事を聞いた時は頭が真っ白になった
『アボジって人はホテル王って呼ばれてる資産家で…
ソルファがヒョンと付き合ってる事も知ってて…
ソルファが政略結婚を拒み続けているのはヒョンのせいだって責められたみたい
それで責任取って結婚しろって言われたみたいなんだ』
A『ドラマみたい…』
『俺もそう思った』
A『それでユノさんは何て返事したの？』
『返事は保留したって…
相手はホテル王と呼ばれる人だし『無理』って即答して怒らせたら大変な事だしね』
A『そうだよね
ユノさん辛いだろうね…
ミキさんとの事もあるし…』
『酷く疲れた顔してたよ』
A『だよね…
分かるよ…』
Aも似たような事でもあった…？
『で？
Aは何があったの？』
Aは日勤での出来事を話してくれた
だから飲んでいたんだ…
俺との約束を忘れるくらい疲弊していたという事だ
『シムさんってところまで話したのなら…
今度酷い扱いをされたら下の名前はチャンミンだって言ってやればいいよ』
その事でソルファがAに危害を加えなくなるのなら俺はそれでいい
そうしてほしい
軽くなった心 (changmin)→←忘れていた約束 (you)
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
