元の木阿弥 (nao) ページ32
22時…
そろそろ帰宅しようかと思っていた俺の携帯が鳴り始めた
恐る恐る出てみるとAからだった
事情を聞いた俺は外科の特別室に向かった
「お邪魔〜」
A「し！」
「え？」
A「寝てるから」
姉貴からの電話で聞いた通りソファーではユンさんとユミさんが眠っていた
「マジで寝てんだ？」
A「いいからこっち来て？」
俺はベッドサイドへ
チャミ「ナオさん」
「よ！
大丈夫か？」
チャミ「大した事ないので大丈夫です」
「そっか…
姉貴はもう戻れよ？
チャンミンの事は俺がみておくから」
A「うん…
じゃあ行くね？」
姉貴は名残惜しそうに病室を出ていった
「行きたくないって顔だったな」
チャミ「ハハハ…
ご迷惑をおかけしてすみません」
「いいよ
どうせ後は帰るだけだったし
それにユミさんが寝てたら点滴の管理する人居ないからな…
それにしてもこの2人はお似合いだよ」
チャミ「同感です」
チャンミンはソファーの2人を覗き見て微笑んだ
チャミ「2人はいい関係を築いていってくれそうな気がします」
「あぁ…」
肩を寄せ合い熟睡…
見てるこっちまでほっこりするっつうの！
姉貴が起こせなかった訳だな…
「点滴は俺が見てるから休めよ？」
チャミ「少し話したいんですけどいいですか？」
「もちろんいいよ」
チャミ「Aの事なんですけど…」
「姉貴がどうした？」
チャミ「もし俺がAを韓国に連れて行きたいって言ったらナオさんはどうしますか？」
「俺的には何の問題もない
お前と姉貴がそう望むならな？」
2人がそう決めたのなら俺は賛成だ
そばに居た方がいいに決まってる
チャミ「そうですか…」
「そこまで気持ちが大きくなってるのか？」
チャミ「Aの全てを知った訳ではないのに変ですよね？」
「そんな事ないよ」
チャミ「でもそう望む事でせっかく守れそうなAの居場所を俺が奪ってしまう
元の木阿弥ってやつです…」
さすがチャンミン…
元の木阿弥とは随分難しい日本語を知ってるんだな…
さっき院長と会った時Aの北海道行きの件は白紙に戻すと言われた
確かにAがソウルに行く事になればオペ室勤務に戻るどころの話ではなくなるか…
「姉貴がお前と同じように望んだら元の木阿弥ではないだろ？
何も悩むな…
感じたままの事を姉貴に伝えてやればいい」
姉貴の中にはチャンミンに勝てる物なんて絶対に存在しない
断言出来る
同棲のススメ (changmin)→←特別室 (changmin)
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
