散歩 (changmin) ページ41
Aさんの手を引き外に出た
店を出た瞬間Aさんはその手を解き俺を見上げた
A「やっぱりこんなの良くないです
ユミさんを騙し続けるなんて私には無理です」
「それなら適当な時期に破局したと話してください
俺はいつでも構いませんので…」
A「いつでも…？
そうですよね…
そうさせていただきます」
微かに微笑んだAさんは歩き始めた
「どこ行くんですか！？」
A「散歩です
少し時間を潰さないと…」
「俺も行きます」
一定間隔で並ぶ街灯の明かりを頼りに歩き始めた俺たち…
時々車は通るものの人通りは全くなく静かだった
Aさんは俺を見る事なく歩き続けていく
ただついて行く俺…
続く沈黙…
A「ミーグリまでで終わっていれば良かった…」
突然Aさんが沈黙を破った
その事に驚き立ち止まった俺…
Aさんも立ち止まり俺を見た
A「そう思いませんか？」
「どうしてそんな風に思うんですか？」
A「そうだったらこんな風に迷惑をかける事もなかったし…」
「迷惑だなんて…
俺が勘違いして勝手にした事です」
A「だとしても迷惑をかけてしまいました
きっと再会するべきじゃなかったんです」
「俺のせいでそんな風に思っているんですか…？」
A「出会っても私はチャンミンさんにとって取るに足らない存在…
ただただ私がチャンミンさんに迷惑をかけて心を乱しただけです
それなら出会う必要はなかった気がしてて…」
俺にとってのAさんが取るに足らない存在…？
全然そんな事ないのに…
むしろ真逆の存在になっている
確かに心は乱された
でもそれは俺に芽生えた感情のせいであってAさんのせいではない
でも今はその事を上手く伝える自信はない
それにこれ以上俺の一方的な感情のせいでAさんの心まで乱すのは本意ではない
「大丈夫です」
A「え…？」
「もうきっと会う事はない…
だからお互い平穏に暮らせます
まるで出会わなかったかのように…」
心にもない俺の言葉をAさんがどう受け取ったのかは分からない
正直考えたくもない
A「そうですね…」
ふわっと微笑んだAさんは空を見上げた
俺も空を見た
A「星が綺麗ですね…」
ふと覗き見たAさんの目からは一筋の涙が流れていた
この時俺の中に生まれた感情を言葉で言い表す事は到底出来そうにない
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ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんも来週お誕生日なのですね！少し早いけど…おめでとうございます！チャンミンをお贈りいたします！←怒られる(笑)リンって誰なんでしょうね…？答えは2章で(笑) (2018年10月14日 20時) (
レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ochameさん» 私、超能力者かも…なんて(笑)お誕生日おめでとうございます！素敵な夜をお過ごしくださいませ♪ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» この物語の2人は臆病な感じだね。でも実際相手がチャンミンじゃあ余程自分に自信がない限りそうなる気がするな。2章では急激に恋が動くと思われますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 一気に冷雨になってしまいましたね・・・何があったのか、そしてリンとは？？？誰なのかも気になりチャンミンがどう動いてくれるのか・・・。誕生日ウィーク？私は来週です(笑) (2018年10月14日 19時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
ochame(プロフ) - ソルさん、超能力者？私も明日(いや今日か)誕生日〜(^^)チャンミンをプレゼントもらって超うれしい！ (2018年10月14日 3時) (レス) id: 2cb778d22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月3日 1時
