刺客 (you) ページ17
ナオの奴…
ユミ「ナオ先生も東方神起に堕ちた？」
ナオ「かも」
ユミ「席ヤバかったんだ？」
ナオ「うん
でも俺は座ってた」
ユミ「背が高いから？」
ナオ「そ」
もういいから余計な事を話すんじゃないよ！？
ナオ「でもちゃんと見えた
それくらい近かった」
ナオめ…
ユミ「マジか…」
ナオ「じゃ…頑張って」
ナオは内科病棟の階でエレベーターを降りて行った
残された私はユミさんに睨まれた
ユミ「席はどこだったの？」
「アリーナ的な…？」
ユミ「アリーナ的な？」
「そ」
ユミ「それはゲートから分かってたじゃん！
どの辺だったのか聞いてるのよ！」
「一列目…」
ユミ「どこの？」
「Aブロック的な？」
ユミ「這ってでも行くべきだったって事ね…」
「そのようですね…」
ユミ「ユノ側？チャミ側？」
まずい…
この質問に正直に答えたらきっと私に明日はない
「チャミ側…」
ユミ「最強様の方か…
ならいい」
いいんだ…？
本当は中央付近でセンステが目の前だったなんて口が裂けても言えない
ユノもチャンミンも丸見えだったなんて…
ミーグリ当選の事は言わなくて正解だった
昨夜の事故の時の出来事も絶対に話してはいけない
そして病棟到着…
師長「あ！来た来た！
A待ってたのよ！？」
師長が私の元に駆け寄って来た
何かやらかしちゃった…？
「師長…
こんにちはぁ…」
師長「こんにちは…
じゃなくて！
昨日東方神起のライブ行ってたわよね？」
「はい…」
師長「私も娘に誘われて仕事の後に行ったのよ〜
すっかりファンになっちゃったわ！
それで帰りにAを見かけたのよ？」
嫌な予感…
「そうなんですか…？」
師長「ミーグリってやつに参加したんでしょ！？
どうだったの！？」
刺客は思わぬ場所に存在していた
ユミ「ミーグリ…？」
ユミさんの鋭い視線が私に突き刺さった
「師長…
見間違いでは？」
師長「またまたしらばっくれちゃって！
終演後にミーグリの集合場所に居たじゃないの
娘が間違いないって言ってたわよ？」
終わった…
ユミ「どういう事なわけ？」
「違うから…」
ユミ「正直に話して？
ミーグリに当たったの？」
「え…」
ユミ「A主任…？」
「当たりました…」
ユミ「なるほどね
だから寛大だったわけね？
この裏切り者がぁ！」
そう叫んだユミさんはナースステーションに消えた
終わった…
もう終わりだ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 636人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さんも来週お誕生日なのですね！少し早いけど…おめでとうございます！チャンミンをお贈りいたします！←怒られる(笑)リンって誰なんでしょうね…？答えは2章で(笑) (2018年10月14日 20時) (
レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ochameさん» 私、超能力者かも…なんて(笑)お誕生日おめでとうございます！素敵な夜をお過ごしくださいませ♪ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - はるさん» この物語の2人は臆病な感じだね。でも実際相手がチャンミンじゃあ余程自分に自信がない限りそうなる気がするな。2章では急激に恋が動くと思われますので今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 一気に冷雨になってしまいましたね・・・何があったのか、そしてリンとは？？？誰なのかも気になりチャンミンがどう動いてくれるのか・・・。誕生日ウィーク？私は来週です(笑) (2018年10月14日 19時) (レス) id: 8a6a26968f (このIDを非表示/違反報告)
ochame(プロフ) - ソルさん、超能力者？私も明日(いや今日か)誕生日〜(^^)チャンミンをプレゼントもらって超うれしい！ (2018年10月14日 3時) (レス) id: 2cb778d22c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月3日 1時
