衝撃 (kyuhyun) ページ11
サランが一番そばに居てほしいのは当然Aだろう
写真でしか見た事のないAが恋しいはずだ
会わせてやりたいのにそれが出来ない事がもどかしい
ユノ「サラン…？
Aに会いたいか？」
え…
何故ユノヒョンはAを呼び捨てに…？
サランも同じ疑問を抱いたのだろう
ユノヒョンをじっと見つめている
サラン「オッパもママの事を知っていたの…？」
ユノヒョンは微かな笑みで頷いた
ユノ「Aとは幼馴染なんだ」
幼馴染…？
嘘だろ…？
サラン「幼馴染なの？」
ユノ「うん…
家が近所で小学校が一緒だった
Aは小学校を卒業するのと同時にソウルに引っ越してしまってそれ以来連絡が取れない状態だった
だけど偶然ソウルで再会したんだ」
俺の親友でチャンミンの彼女だったAはユノヒョンの幼馴染…？
あまりの衝撃に思考回路は停止した
サラン「いつ再会したの？」
ユノ「サランがまだAのお腹の中にいた頃だ
あの時はまさかお腹の子の父親がチャンミンだなんて思いもしなかった
妊娠しているって事は当然結婚したんだろうと思っていたし…
もしあの時事実を知っていたら手を差し伸べてやる事が出来たのに…」
ユノヒョンも俺と同じで後悔を抱いて生きてきた…？
「その後もAとは会っていたんですか？」
ユノ「何度か会った
最後に会ったのはサランがこの世に生を受けた日…」
つまりそれはAがこの世を去った日…
ユノ「その日俺は見てしまったんだ」
ユノヒョンの目には涙が溜まり悲しげに輝いていた
サラン「何を見たの…？」
ユノ「Aと食事をして別れた後何だか気になってAの方を振り返った
そして俺はAが事故に遭う瞬間を見てしまったんだ…」
ユノヒョンの両頬を伝う涙があまりにも切なくて呼吸する事すら苦しいと感じた
サランの目は激しく揺れていた
ユノ「病院に運ばれたAに付き添ったのは俺なんだ
それで瀕死の状態のAのお腹から赤ちゃんが取り出された
サランは小さな小さな赤ちゃんだったけど元気な産声を上げていた
息を引き取る直前Aは声を絞り出すように俺に告げた
赤ちゃんの名前はサランにしてほしいと…」
「じゃあヒョンがAを看取ったという男性…」
ユノ「あぁ…
Aの親しい人を探すためにAの携帯を見てお前の名前を見つけた時は本当に驚いたよ」
つまり俺たちのマネージャーにAの事を連絡してくれたのもヒョンだという事だ
強い想い (yunho)→←一番そばに居てほしい人 (yunho)
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ゆみ(プロフ) - おひさしぶりです。以前もソルさんのお話を読ませて頂いたゆみです。やっぱり読むたびに涙が出てしまい…お話に感動してます。このお話だけでなく、ソルさんのかくお話は何度も読みたくなるほど引き込まれてしまいます（笑）また〜お邪魔させて頂きます。 (2019年12月6日 11時) (
レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - motomatoさん» 2人はお互いを守ろうと必死だった…素敵ですよね。きっと素敵な家庭を築いていってくれる子余でしょう。最後までおつきあいいただありがとうございました！ (2019年6月10日 13時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 一方通行ではなくて、お互いがお互いを思って守る…って素敵ですね！ありがとうございました！ (2019年6月10日 8時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 沙羅さ〜ん、ありがとうございます(泣)もっと幸せな日々を書きたかったから潜り過ぎたことを反省した作品でした。一瞬PCが復活したのですね！コメントいただきとても嬉しかったです。ありがとうございます！ (2019年6月8日 18時) (レス) id: f783cd171d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 潜って、潜って、潜って・・・見えたぁ〜海に潜ってザバァッと地上に出たような感じです。いやぁ〜見せられましたね。ソルさんお疲れ様でした。PS：一瞬だけ復活しているPCから大急ぎで読んで来ましたよ。 (2019年6月7日 23時) (レス) id: ec31f29c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2019年5月7日 1時
