言い知れぬ不安 (kumi) ページ14
A「チャンミン…助けて…」
チャンミン…？
まだチャンミンの事を想っているの？
「チャンミンって誰の事！？」
A「前に話した友達です」
「へぇ…
まだ恋しいんだ？
そのチャンミンって男が…」
A「恋しいです…」
「そんなんだからミスするのよ！
もういい加減諦めたらどう？
連絡先も分からないのに出会えるはずないんだから…」
私を見上げたAの目は何故か強かった
「何なの？
その目は…」
A「知らぬが花ですね…」
「え…？」
Aが初めて見せる強い表情に戸惑うしかなかった
どうしてそんな表情を見せているの…？
A「私はもう負けない…」
「何言ってるの…？」
A「彼が居てくれるから絶対に負けたりしない」
彼って誰の事…？
椅子から立ち上がったAは資料を持って上司の元へと歩いて行った
そして上司に資料を見せ頭を下げて謝罪した
Aの意外な行動に驚くしかなかった
上司「分かった…
でもお前は手伝っただけなんだろ？
責任を取るべきなのはクミだ
Aが謝る必要はない」
A「いえ…
クミさんから指示された事をちゃんと出来なかったのは私ですので…」
上司「それなら今から作り直せばいいだろ？
まだ時間はあるんだ
皆でやれば必ず間に合う」
上司はAの肩を叩きながら笑顔を見せた
指示される前に手の空いている同僚たちも動き始めた
完全に置いてけぼりな私…
皆からの視線が痛かった
だけど言い知れぬ不安にかられ何も手につかなかった
今度こそ居場所を失うかも知れない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソル(プロフ) - 千衣さん» クミは結婚無理そうだしずっと会社勤めでいずれは僻地移動確実かなと…(笑)もしくはクビでしょうね… (2017年11月3日 20時) (
レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - ソルさん» 最終的には僻地に異動？同じ所なら忘れた頃にやらかししそう… (2017年11月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 千衣さん» ヤッターマン…(笑)木から落ちたクミはどうなるのかなぁ？一生倉庫勤め？？(笑) (2017年11月3日 16時) (レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 『クミを上げる』『あだ名がパンダ→太る』のキーワードで『ブタもおだてりゃ気にのぼる（ヤッターマン）』が思い浮かんでしまった…ジワジワと…楽しみ♪ (2017年11月3日 2時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - まゆまゆさん» ユノが何かを企んでいそうだったので顔面蒼白なチャンミンになっちゃうかもですね(笑)私も書くのが楽しみです(笑)第三章にも遊びに来てやってください♪ (2017年11月3日 1時) (レス) id: dfc48c735a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2017年10月30日 0時
