夢じゃない (yunho) ページ3
A「ユノさん…？」
聞き覚えのある声が頭の中で響いて目が覚めのは早朝5時…
A「どこか痛みませんか…？」
間違いない
彼女の声だ
「Aさんなの？」
A「はい」
だけど目を凝らして見ても彼女の姿を見つける事は出来なくて…
それでも不思議と怖いと言う感情は生まれなかった
A「そう言えばどうして私の名を…？」
「夢の中で会った事があるから…」
A「夢の中で…ですか？」
「うん
それも一度だけじゃないんだ
デビューして以降12月25日の深夜には決まってAさんの夢を見た」
この十数年間クリスマスの夜に見る夢には決まってAさんが出てきた
A「12月25日ってクリスマス…
そんな大切な日に私なんかが夢の中にお邪魔してたなんて何だか申し訳ないです
でもお会いした事もないのに不思議ですね」
「うん
俺もずっと不思議に思ってた
だけどやっとその夢の意味が分かった気がする」
A「夢にどんな意味があったと…？」
「俺の救世主はAさんだって教えてくれてたんだよ」
彼女はフフっと笑って…
だけどその笑顔を見る事は出来ない
「Aさんは今どこに居るの？」
A「意識は多分ユノさんの頭の中です…
だけど自分の体が今どこにあるのかは分かりません」
「あの時俺を助けてくれたのはAさんだよね…？」
A「はい
ユノさんを車から降ろして…
その後救急車を呼んで運転手さんを見に行って…
そこまでは覚えているんですけどその後の事は覚えていません」
やっぱり…
だとしたらどうしてチャンミンたちはその事実を隠したんだ？
「どこか痛まない？」
A「全然
だから私はもうこの世には居ないのかも知れません」
彼女の声は酷く震えてて…
抱きしめてあげたいのにそれが出来ない事がもどかしくて堪らない
A「ユノさん…？」
「ん？」
A「実は私…
ユノさんの大ファンで…
だからあの日あんな状況下でもお会い出来てとても嬉しかったです」
「それは俺も…」
A「どうしてですか？」
「実は俺も看護師として必死に働くAさんの大ファンで…
だからずっと会ってみたいと思ってた」
A「私が看護師だって事までご存知だったんですね…」
「うん」
ずっと夢だと思ってた
だけど今思えばきっと夢ではなくAさんの日常を見ていたんだ
だってAさんがビギさんでチャンミン溺愛のユノペンだって事まで知っていたしね…
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waka(プロフ) - 目覚めてよかった！！それにしても爺さん婆さん酷すぎ！！！！ユノ素敵💕 (2022年5月23日 10時) (
レス) @page40 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 奇跡いいね。良き良き(笑)。ユノに嫁いでソウル在住いいわ〜。夢ならなんぼ見てもいいでしょ？(笑) (2021年11月10日 23時) (レス) @page40 id: 2a368a7c48 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ここまで一気に読んできました。ユノ〜改めて男前！爺婆の撃退はスカッとしたわ (2021年11月6日 9時) (レス) @page40 id: 27a93b8085 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ゆきさん» こちらこそお読みいただいてとても嬉しいです。続きもよろしくお願いします。 (2021年11月5日 23時) (レス) id: 7196fdcd67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 久しぶりに、読むことができて嬉しいです。楽しませてもらいまさした。また、続きを待ってます。 (2021年11月5日 22時) (レス) id: e0cbb3113d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年10月26日 1時
