落ち込み再び ページ38
奥の席で勉強を始めた恵里華ちゃん達
それを確認すると、舞はチャンミンに言った
舞｢ありゃモテるわ。大人っぽいし。
キュヒョンの好きそうな子だよね｣
CM｢キュヒョンは好き嫌いないだろ｣
舞｢そんなことないよ？キュヒョンだって一応好みはあるわよ〜(笑)
でもチャンミン、良いの〜？勉強教えるとか言っちゃって。
あの子直ぐ来そうじゃ無い？チャンミンと話したくて｣
舞はひそひそとそうチャンミンに聞いた
するとチャンミンは
CM｢あの子スゴイ頭良いんだよ。別に家庭教師付けなくても良いくらい｣
そう、普通の顔でさらっと言った
高杉｢そうなんだぁ。じゃあなんで家庭教師雇ってるわけ？｣
CM｢中途半端にしておきたくないんだって。
1つでも分からないところがあったら、それを潰しておきたいんだって。
だから家庭教師付けて復習してんだよ｣
舞｢スゴっ！｣
CM｢だから友達に教えるくらいの範囲なら、あの子に分からないところはないと思うよ｣
高杉｢凄いな、あの子。あの子に教えてるチャンミンも凄いけど(笑)｣
CM｢そこに気付く高杉はやっぱりひと味違うよなぁ〜｣
『あははっ！』
チャンミン達の話しをよそに、私は恵里華ちゃんにこっそり視線を向けた
綺麗でスタイルも良い
それに勉強も出来て頭も良い
おまけに家が裕福。
私は何一つ恵里華ちゃんに勝てるものが無いけれど
チャンミンは私のどこがそんなに良いのだろうか
ぼんやりと彼女を見ながら考えていると
その時、恵里華ちゃんと目が合った
ハッとしている私に、恵里華ちゃんはにこりともせず
綺麗な大きい瞳で私をグッと睨むように見つめると
直ぐに手元の教科書に視線を下ろした
なんだったのだろう
少し怖い表情だった
それは、過去に何人も私が見てきた目の表情で
その時の嫌な記憶も一緒に思い出された
そうだった
チャンミンに守られて今は幸せだけれど
それまではずっと辛かったんだった……
久し振りのこの気持ちに、少し気分が沈んでいく
残りのハンバーグを口に入れて、静かに口を動かしていると
隣のチャンミンがテーブルに肘をついて、頬杖をしながら私を見て名前を呼んだ
CM｢A？｣
｢ん？｣
モグモグと口を動かしながらチャンミンに顔を向けると
チャンミンはふっと笑って私の顔を覗き込んだ
CM｢付いてる、ソースが｣
自分の口を指さして、ソースが付いている位置を私に教えた
｢ここ？｣
同じ様な場所を私が指で押さえると
CM｢違う。ここ｣
そう言って、チャンミンは親指で私の唇をそっと拭った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
