腹痛？ ページ32
トイレに駆け込み個室にこもると、直ぐに涙がこぼれた
｢ｸﾞｽﾝｯ……ｸﾞｽﾝｯ……｣
バッグのハンカチを顔に当て、涙を拭き取るけれど
後から後から流れてくる涙が止まらなくて
気持ちばかりが焦っていく
深呼吸をして涙を拭き取り個室を出た
洗面所の鏡に映る自分の顔を見て、泣いていたのがバレバレで
思わず水で顔を洗った
｢ふぅ……。｣
泣いて少しスッキリとしたからか、さっきよりは気持ちが軽くなった
早く皆の所に行かなくちゃ
｢よしっ！｣
頬を二度ほど叩いて気合いを入れると、トイレを出てジェットコースターの所に向かった
｢あっ！チャンミンいたいた！｣
並ぶ列の中にチャンミン達を見つけて駆け寄ると
皆が私を心配したように声をかけてきた
舞｢大丈夫！？お腹痛かったのっ！？｣
｢へっ？｣
高杉｢ごめんね？電車降りてからも直ぐに遊園地に向かっちゃったから……｣
｢あ、ううん｣
CM｢大丈夫？少し座って休む？｣
｢あぁ……だ、大丈夫……｣
どうやら、私はお腹が痛くてトイレに駆け込んだのだと思われているようだ
……まぁ、それなら泣いていたことがバレなくて安心だ
CM｢電車の時から少し様子がいつもと違ったから、心配だったんだけど……調子悪かった？
もっと早く気付いてあげれば良かった……｣
チャンミンはそういって、私を背中から抱きしめた
｢っ！！あっちょっ！｣
舞｢ふふっ(笑)ラブラブ〜♪｣
高杉｢チャンミンて外でもオープンなんだな……｣
CM｢だって心配だろ？お腹撫でてあげようか？｣
｢えぇっ！！いやっ！撫でなくて良いからっ！｣
舞｢クククッ(笑)｣
CM｢ジェットコースターやめて休む？俺の膝枕で。
あの木の下の芝生の所空いてるし｣
｢だっ！大丈夫だからっ！｣
CM｢休んだ方が良いんじゃない？｣
｢大丈夫！｣
CM｢でも……｣
心配症と化しているチャンミンを、舞が笑う
舞｢あっはっはっはっはっ！(笑)
こーゆー所をｶﾃｷｮの子に見せてあげたいわよね〜｣
CM｢いつもちゃんと言ってるけど……もっとアピールしたほうが良いのかなぁ？
彼女以外興味ない。
彼女の為にバイトしてます、って｣
｢い、言わなくても良いんじゃない……？｣
高杉｢そうだね。誰も入る余地が無いって所を知ってもらった方がいいかもね！｣
｢た、高杉君？あの……｣
CM｢そっか。うん、もっとアピるか！｣
舞｢うんうん！それが良い！｣
なぜかまた私を置いて話は進み
ジェットコースターの列も進んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
