私だけがおかしい ページ31
私はいつもより口数は少なく
ワイワイと話す３人の話を聞いているうちに
電車は目的地の最寄り駅に着いた
CM｢休みだから、やっぱり混んでるな｣
｢そだね｣
私達がやって来たのは遊園地
春休みももう終わりだということもあってか
家族連れや友達同士、カップルなどで混んでいた
チケットを購入し、私達も入場口をくぐると
慣れたように園内を歩き出した
舞｢あ！ねぇ！ジェットコースター行こうよっ！｣
高杉｢え〜(笑)ホントに？｣
舞｢ホントホント(笑)先ずはジェットコースター乗らないと！｣
CM｢いきなりジェットコースターかよ｣
舞｢良いじゃん！ほらっ！行こうよっ｣
高杉｢あは(笑)待ってよ舞〜！｣
遊園地の雰囲気で皆の気分もあがってきて楽しそうだけれど
私は一人モヤモヤしたまま
いつもならチャンミンとデートの日はずっと笑っているのに
今日は笑顔になれない
CM｢A？疲れた？｣
｢っえ？……あぁ、大丈夫｣
CM｢そお？なんかいつもと違うから｣
｢そんなことないよ｣
CM｢……そっか｣
本当は”大丈夫”でも、”そんなことない”わけでもない。
４人で遊園地に来ているのに、まるで私１人仲間外れになったような気分だ
どうしてチャンミンの彼女の私が、友達の舞や高杉君と同じタイミングで色々なことを初めて耳にしたのだろう
彼女なんだから、チャンミンの1番近くに居るんだから
全部話してくれても良いのに。
｢っ……。｣
私はそんなに頼りなくて、存在感がないのだろか。
CM｢っ…………A？どした？｣
急に立ち止まって動かなくなった私を
チャンミンは不思議そうに見ている
……こんなことで拗ねてる私は、おかしいのだろうか？
間違っているのだろうか？
考えれば考えるほど、どうして良いのか寺分でも分からなくなって
ついに薄らと涙が滲んできた
涙が零れないように、少し上を向いて目を大きく見開いて堪える
そんな私を、やっぱりチャンミンは不思議そうにじっと見つめていて
その顔を見ていた私は、自分だけがオカシイのだろうと思った。
｢あのっ！チャンミン｣
CM｢ん？｣
｢私トイレに行きたくなっちゃって！
舞達と先に並んでてもらって良い？｣
取り敢えず、涙が零れないうちにチャンミンから離れたかった
気持ちを取り直してもいつもの私になれる時間が欲しかった
CM｢あ、じゃあ俺も一緒に…｣
｢1人で速攻行ってくるから大丈夫！じゃあ行って来るーっ！｣
チャンミンが呼ぶ声をスルーし、私はそのまま走った
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
