気まずい空気 ページ21
｢えぇっ！？｣
D｢っはは(笑)｣
驚く私に、微笑むﾄﾞﾝﾍ先輩
そして、それを聞かれたら面倒なことになりそうな人を見上げると
案の定、こちらを怖いくらいの目力で見つめていた
｢っ！？｣
恐ろしさを感じながら固まっていると、チャンミンは普通に先輩達に挨拶をした
CM｢卒業おめでとうございます。
それじゃあ僕たち帰るので。
りこちゃん？じゃあね！｣
りこ｢うん！じゃあね〜！待っててくれてありがとね〜｣
会釈程度のお辞儀をして、私の手をぎゅっと握り直し
チャンミンはすたすたと駅の方へと歩き出した
それにくっついていく私とキュヒョン
｢チャンミン？｣
CM｢……。｣
黙ったまま急ぐように歩くチャンミン
キュヒョンもその速度に合わせるように付いてくる
ｷｭ｢先輩、マジだったんだな〜｣
｢ちょっ！キュヒョンやめてよっ！｣
ｷｭ｢さっきの。チャンミン、聞こえた？｣
CM｢聞こえた｣
｢っ！？｣
ｷｭ｢っは(笑)やっぱ聞こえたんだ｣
聞こえてたのか……。
結構小さい声だったのになぁ……
女の子達騒がなかったから、チャンミンたちも聞こえなかったのかもと思ったけれど……
そっか、聞こえてたのか……。
何となく気まずさを感じながら2人の話を聞いていた私は
りっちゃんから最初にﾄﾞﾝﾍ先輩の事を聞いて知っていたから。
こんな事なら知らない方が良かった
りっちゃんには悪いけど、そんなことを思った
機嫌の悪そうなチャンミンと電車に揺られて、自宅最寄り駅で改札を出ると
脳天気なキュヒョンが笑顔で私達に手を振って帰って行った
ｷｭ｢じゃあね〜｣
残った私達。
チャンミンは無言で私の手を繋ぎながら自宅に向かって歩き出す
CM｢……。｣
｢……。｣
何という気まずさ。
私が悪いことをしたわけでもないのに、こんなに居たたまれなさを感じるのは
どうしてだろう
そんなことを考えながらチャンミンに付いて歩いていると
もうすぐ家に着く直ぐ近くで
『チャンミン先生っ！』
そう呼ぶ女の子の声が聞こえた
CM｢……？｣
その声にチャンミンは立ち止まると、キョロキョロと辺りを見渡し始めた
｢えっ？先生……？｣
私も視線を周りに動かすと、通りの少し向こうに
女の子を見つけた
それは
CM｢えっ？
どうしたのっ？恵里華ちゃん！｣
｢恵里華ちゃん……？………………っ！？｣
それは、いつしかキュヒョンの家で1度だけあったことのある
チャンミンがバイトで家庭教師をしているお宅の女の子だった
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
