泣きそうな顔 ページ3
ｷｭ｢あっはっはっはっはっ！(笑)｣
手を叩きながら笑っているキュヒョン
そんな面白いことを言ったわけでもないのだが
｢だから、ずっと好きでは無かったんだと思うよ？
でもね、ずっと……優しくして欲しかった。｣
ｷｭ｢っ……｣
｢周りの女の子達みたいに、優しくしてほしかった。
私のことがキライなんだと思ってたから。
ずっと……悲しかった、かなぁ……｣
ｷｭ｢A……｣
自分でその時のことを思い出しながら口に出すと
なんだか泣きそうな気持ちになった
誤魔化すようにキュヒョンに『ﾍﾍｯ』っと笑って見せたけれど
キュヒョンは笑わずに、私を見つめていた
｢でもまぁ〜それも私の勘違いだったんだもんね〜(笑)｣
いつもキュヒョンは、私が笑いかけると笑い返してくれた
だから、今の状況が居心地良くはなくて
いつものように笑い返してくれるように
私はそう言ってまた笑うと
キュヒョンは右手を私の頬に当てた
｢っ！？｣
ｷｭ｢ごめんな。
そっか。ずっと悲しかったんだな……。
もっと早く……助けてやれば良かった｣
｢……キュヒョン？｣
今にも泣きそうな顔でそう言ったキュヒョン
その大きな手のひらが私の頬を包んでいる
どうしてそんな顔をしているのだろうか
意地悪をしていたのはチャンミンで、キュヒョンではないのに
たとえチャンミンの気持ちをずっと前から知っていたとしても
キュヒョンは何も悪いことをしていないのに
真剣な眼差しのキュヒョンを不思議に思いながら見つめていると
ｶﾞﾁｬ！
部屋のドアが突然開いた
その音に、直ぐに顔をそちらへと向けると
そこにはチャンミンがいて、すたすたとこちらへやって来た
CM｢ごめん、待たせちゃって｣
｢チャンミンっ！おじさんとの話終わったの？｣
漫画をソファに置いて立ち上がると、直ぐにチャンミンの近くに行った
CM｢うん、終わった。火曜と木曜。時間も聞いて、担当の子の事も詳しく聞いてきた｣
｢へぇ〜。バイト、私と同じ日なんだね｣
CM｢同じにしてもらったんだよ。じゃないとAとの時間が無くなっちゃうから｣
｢ふふっ(笑)｣
CM｢デート行く？｣
｢うん、行く！｣
そんな私達の会話を見ていたキュヒョンは、ソファから立ち上がると
ｷｭ｢おーい。ここ、俺の部屋っ！イチャつくの禁止ーっ！｣
口をとがらせて、私達に向かって
そう叫んだ
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
