どこ？ ページ12
｢夕ご飯どうする？あ！今度は私が奢るよっ！
お昼ご飯はチャンミンにご馳走になったから。ね！｣
そういってチャンミンを見上げると
チャンミンは少し間を置いて口を開いた
CM｢夕ご飯も俺が奢る。デートだし。
でも……その前にちょっと……｣
｢うん？｣
チャンミンはそう言うと、その後の言葉は続けずに
それまでと変わりなく水族館を一通り見て回ると
すたすたと出口に向かった
外に出ると、もう陽が暮れて暗くなっていた
ポケットの手袋を手にはめると、また二人手を繋いで歩き出す
｢チャンミン？どこに向かってるの？｣
まるで目的の場所を目指すように、すたすたと歩くチャンミン
私は一緒に横を歩く
CM｢あのさ、A｣
｢ん？｣
CM｢行きたいところが、あるんだけど｣
｢うん。どこ？｣
そう言えば、この間もそんなことを言っていたっけ
どこに行くのかは聞いていなかったけれど
多分、今はそこへ向かっているのだろう
でも……どこへ？
ハテナマークを浮かべながら、すたすたと歩くチャンミンに行き場所を教えて貰えないまま
辺りは静かな雰囲気になって
チャンミンは路地へと進んでいく
｢チャンミン？ご飯食べに行くの？｣
CM｢ううん｣
｢行きたい所って、ど……っ｣
CM｢っ……。｣
急にピタリと立ち止まったチャンミン
不思議に思い顔を見上げると、真っ直ぐ正面を見ていた
私もその視線へと顔を向けると、そこは……
｢えっ……｣
クラブのような看板に、英語で店名が書かれている
その横には、料金表……
｢っ、……｣
ま、まさかぁ〜……
いくら何でもそれはな……
そんなことを頭に浮かべていると
CM｢……入らない？ここ｣
そんなことをチャンミンは言った
｢うそっ……ここに？｣
CM｢うん。……入ってもいい？｣
聞き返した私に、今度は私の返事を覗うようにそう答えたチャンミン
ここって……そういうところだよね……。
って事は……そういうことだよね……。
かぁーっと顔が暑くなってきた私
チャンミンの手をぎゅうっと握った
｢……本当に？ここに？｣
CM｢うん。本当に。真面目に。｣
｢ここ……その……あの……｣
CM｢ラブ○｣
｢ブフォｯ！｣
名前を言葉にすると、とてもインパクトがあって
思わずむせた
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
