恋愛のテクニック ページ2
｢じゃ、じゃあ！どうやっていつも彼女を選んでるわけ？｣
自分で言っておいてなんだが
『選んでいる』というキュヒョンの立場が
ちょっとムカつく
ｷｭ｢素直な子｣
｢素直な子？｣
ｷｭ｢うん。変に自分を良く見せようとか、俺を試そうとかする子じゃなくて
いつも自然体で、素直な子｣
｢へぇ〜。｣
まぁ、言っていることは分かる
もしも私が男ならば、キュヒョンの言うような女の子を選ぶと思う
そして、可愛かったらなお良しだ
ｷｭ｢付き合ってちょっとすると、俺を試そうとする子もいたりさぁ
色んな友達に俺を紹介したりする子とか
そういうのあると、何だか冷めてくるんだよね｣
｢どうして？キュヒョンの事が好きだから試したいとか、友達に自慢したいとか思うんじゃないの？｣
『冷める』という感覚がよく分からない私には
キュヒョンの言っている言葉の意味が理解できない
そんなことで冷めてしまうなんて
何だか怖くも感じた
ｷｭ｢……じゃあさ、Aは……チャンミンを試したいとか思ったことある？｣
｢私達、まだ付き合ったばっかりだし。そういうのは……思ったことないよ｣
ｷｭ｢それは、どうして？｣
｢どうしてって……
チャンミンが私を好きで居てくれるのが分かるから｣
ｷｭ｢信じてる。チャンミンの気持ちを信じてるから、試そうなんて思ったことないんでしょ？｣
｢まぁ……。
ってか、私……その『試す』ってどうするのか分かんないし｣
これまで一切恋愛の経験の無かった私には
そんなテクニックなんか分かるはずもなく
ドラマや漫画での知識はあるけれど
人にアドバイス出来るものは何も持ち合わせてはいない
ｷｭ｢っはは！(笑)そっか！そーだよな(笑)｣
｢ムッ！｣
キュヒョンは私の言ったことに笑うと
それを見てしかめっ面の私の顔を覗き込んだ
ｷｭ｢そーゆーのが良いの。
……俺も、そーゆーのが良い｣
｢……？｣
少しだけ切なそうに私を見てそう言ったキュヒョン
ｷｭ｢ずっと聞きたかったんだけどさ｣
直ぐにいつものキュヒョンの顔に戻り私に聞いた
ｷｭ｢Aはチャンミンのこと、ずっと好きだったの？｣
至って真剣にそんなことを私に聞く
だから私も、少し照れながら真剣に答えた
｢ずっと1番近くに居たから、小さいときはチャンミンが大好きだったの。
でも、その時の『好き』と今の『好き』が同じなのかって言ったら、違う気もするけど。
でもね、やっぱり意地悪だったチャンミンは大嫌いだった。心の底から。｣
真剣に言った私を、キュヒョンは笑った
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裕(プロフ) - りんさん» ピンポン♪wここまでありがとうございました♪次章もよろしくお願いします！ (2019年12月25日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» 真実はなんなのだろう？？というところで次章へ続きます(*´ω`*)ありがとうございました♪ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - キュヒョンのストライクは、ヒロインちゃん (2019年12月24日 18時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 裕さん、しつこい女子は嫌われるぞ(-.-)誰、狙い？それでは？素敵なｸﾘｽﾏｽ.ｲﾌﾞになりますように！ (2019年12月24日 14時) (レス) id: 282608b978 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんさん» しーんぱいないさー♪w (2019年12月24日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月3日 23時
