検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:3,706 hit

第2話 ページ21

天龍寺にやってきた。意外と歩いた。先述の通りここは関ジャ○∞のメンバーゆかりのお寺だそうだ。ちなみに僕はそれには一切興味がない。興味があるのはやはり庭園だ。広大な敷地に広がる枯山水と池。想像するだけでワクワクする。庭は思った以上に絶景だった。紅葉シーズンや雪の日はもっと映えるらしい。そのタイミングで来れば良かった。釈迦如来像とかは僕しか興味がなく、彼女は庭見てるね、と言う。まあ1人で行った時にでも見ますか。なんで彼女が若干つれないのかわかった。横山くんの痕跡らしきものが1つも見当たらないからだ。僕別にそういうのがあるとは言ってないんだけどなぁ…。にしても庭園は別格だと思う。特に池のところは最高だ。彼女の機嫌を直すべく、京都随一の竹林へ向かう。竹からのフィトンチッドでなんとかなるでしょう。多分。
竹林は少し肌寒いくらい涼しく、心地がよい。見渡す限り竹、竹、竹だ。青々としている。彼女の気分は若干持ち直したようだ。話も弾んできた。よかった。さて、ここを抜けると渡月橋に出るはずだ。と思っていたがなかなか橋は見えない。やっと見えたと思ったら人が多すぎる。たしかに景色はいいが、もっとゆっくり楽しみたかった。なんかこう落ち着いて見てられない。彼女も心なしか期待が外れたような顔をしている。写真は絶対撮らせてくれない雰囲気だ。まあ今回はデジカメすら持ってきてないけど。こうなれば今回のメインに向かう他ない。いざトロッコへ。
回る順番を若干失敗したようだ。トロッコ乗り場は先ほどの車折神社からの方が近かったからだ。近くにも一応乗り場はあるが、やっぱりせっかく乗るなら最初の駅から乗りたい。

第3話→←京都編#2 第1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.2/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:男主 , 長編 , 創作   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チャルさん x他3人 | 作成日時:2020年3月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。