検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:3,645 hit

プロローグ ページ2

長年好きだった人とついに付き合うことになった。一か八か告白してみたら両思いだったらしい。オッケーされたときはホントにびっくりした。いや、まさか「私も好きでした」って…。で、その後早速近場のカフェで初デート。彼女可愛いわあ…。とニヤニヤしそうなのを抑えるのに必死でろくに喋れなかった。いや〜、リア充って最高だな…。
次の日に花火大会が近所で開催されるという情報を手に入れ、彼女に打診。即了承され、めでたく僕らは2回目のデートに繰り出すことになった。「ごめん遅くなった〜!」と片手拝みで謝る彼女は浴衣姿。思わずケータイのカメラに手が伸びる。アプリを起動し、カメラを構えて彼女の方を向くと…視界から消えていた。びっくりしてあたりを見回すと、背後に回られていた。写真撮らせて、とせがむが、「私写真嫌いなの」と断固拒否。意外だった。まさか写真嫌いだとは。ちなみに僕の趣味は写真撮影である。今日もカバンの中にデジカメを入れてシャッターチャンスを狙っているのである。もちろん彼女とのツーショットも欲しいんだけどね。2人で屋台を満喫できたし、花火は綺麗だったし楽しかったから2回目のデートも大成功ではあったけど、彼女に写真を拒まれたせいで僕の計画は総崩れ。カメラもただのおもりになってしまった。しかしツーショットがどうしても欲しい‼こうなったらどんな手を使ってでもツーショットを手に入れてやる‼
家に帰ってから今日は手を繋いでいないことに気づいた。つぎは勇気を出してみようか。

京都編 第1話→←まえがき



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.2/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:男主 , 長編 , 創作   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チャルさん x他3人 | 作成日時:2020年3月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。