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『もしもし？ユンギさん？』
少しコールしたあと、初めて聞く電話越しの声。
けど、そんなことに浸る場合じゃない。
「A、今すぐ大事なもんとか着替え持って外に出てくれ。」
『…え？どうしてですか？今二人に送ってもらった所なんですけど……？』
「そのジョングクたち外に待たせてるから。」
『えっ！？』
「急いでやらねぇと、あいつら待ちくたびれるぞ？ほら、早くな？」
『？？わ、わかりました…？』
通話を切ってポケットにスマホをしまい、反対のポケットから鍵を取り出す。
「あ、やべ。服脱ぎっぱなしにしてきた気がする…。」
しばらくしてAの荷物を持ったジョングクと、ユリに手を引かれたAが戻ってきた。
「ユンギヒョン！」
「おー、わりぃな。これ、鍵な。送り届けたらまた返しに来てくれ。」
「了解です！さ、行きましょう！ユリ、ちゃんとお姉さん捕まえといてや？」
「まかせてや！ちゃんと手ぇ繋いでるでー！」
「え？え？どこに行くんですか？ユリちゃん？ジョングクくん？」
訳もわからずまたユリに手を引かれ、もと来た道とは反対の方へ連れて行かれるAに片手を上げて見送る。
《部屋、好きに使ってていいから。》
取り出したスマホにメッセージを打ち込み送信して、また仕事に戻った。
終わったら急いで帰らねぇとな。
鍵を返しに来た二人に暖かい飲み物を渡して礼を言うと「また今度ゆっくりお姉さんとお話させてくださいね！」と言いながら微笑みあって帰っていった。
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おちゃこ(プロフ) - よしさん» よしさん！読んでもらってありがとうございましたー！ (2022年2月17日 22時) (
レス) id: 0ebb2ec182 (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - やっと読めました〜なんだか好きにしいやも読み返したくなりました。このシリーズ好きなんでスピンオフ嬉しかったです! (2022年2月16日 22時) (レス) @page50 id: 6715417556 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - りるさん！前にもコメント頂いたことありますよね？違ってたらごめんなさい💦終わりかたがグタグダしてしまってちょっと申し訳ない気持ちです😅このシリーズ結構気に入っているのですが、なかなか話が思い付かなくて…。 (2022年1月19日 14時) (レス) id: 0ebb2ec182 (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - もう終わっちゃいました(*´^`)もう少し見たかったです、ジョングクとゆりちゃんの絡みも楽しいですし終わってしまうの残念です (2022年1月19日 6時) (レス) @page50 id: a036f71cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2021年11月23日 19時
