【名探偵コナン】死なないように、疑われないように２

73話 ページ28

なんか零さんとのトーク画面見るのめっちゃ恥ずかしいんですけど！？





何言ってんだコイツって目で見られるよね。



絶対零度の視線で見られるよね！













「まぁ、もしそれでダメなら………最終手段は嫉妬作戦ね！」



キラッキラの笑顔で言う園子ちゃん。





いやいやいや、まじでそれは無理ですって。



本気でゴリラになるから！






「安室さんから返事来ました！？」



蘭ちゃんが興味津々で聞いてくるけど、既読すら付かない。





未読スルー……




いや、忙しいのはなんとなく分かるけど……ね。





「まだ何も……」



「そうですか……」





あからさまに肩を落とすけど、どちらかというと私の方が悲しいよ！






女子高生……若いっていいなぁ。






「あっ！もうこんな時間！……そろそろお夕飯作らないとなので帰りますね」



「あ、私も今夜はパーティーがあるんだった！」




窓の外を見ると、いつの間にか薄暗くなっているお空。



時間経つの早い……






「そっか、それじゃあまたね！二人とも相談乗ってくれてありがと！」



お礼を言うと、二人揃って「いつでも相談してください！」なんて言うから、私の心はもうずっきゅん。←




心が綺麗で純粋だね。


















そして私は、独りで薄暗くなった帰路を辿った。

















家に着くなり、ベッドにダーイブ！！




癒される……おうとぅん大好き。





スマホを取り出して、ちらりと画面を見る。








……けれど、零さんからのメッセージは無し。





小さくため息をつき、目を瞑る。







その日は晩御飯も食べず、お風呂にも入らず……



















………そのまま寝た。

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