56話 ページ11
──────『知りませんけど……その"キティ"って、もしかしてコードネームですか?』
『……ああ。組織の幹部らしいんだが、正体不明でジンやウォッカ、ベルモットぐらいしか見たことがないらしい』
『そうなんですか……一応後で調べてみますけど、今の私には分からないですね……』──────
こんな会話をしたことを!!
上手く誤魔化せたぜ!!
「では、記憶を失っていた、と?」
「そういうことになりますね」
うん、記憶喪失がいちばん無難だろ!
「そうですか………では、組織の"キティ"としての貴方へ伝言です。ベルモットが『そろそろ組織に顔を出して』と仰っていましたよ」
まじか!
ベルモットさんに会えるじゃん!
てかそもそも、私場所知らないから行けないんだよね。
「すみません、組織の場所が分からないです…」
そう言うと、安室さんはふっと微笑んだ。
え、惚れそう。
もう惚れてるけど。
「それでは、僕と一緒に行きましょう」
最終的に安室さんはキティ、私はバーボンを飲むだけで終わった。
お会計は割り勘とかが罪悪感なくて良かったけど、イケメンな安室さんが全部出してくれた。
「乗ってください」
またまたエスコートしてくれる安室さん。
まじでゴリラかよ。
なんかさっきの安室さんの笑顔を思い出したら、なぜか嬉しくなって隣にいる安室さんを見つめた。
視線に気付いた安室さんは微笑み返してくれて、
「そんなに見られると緊張してしまいます」
なんて言うから、ますます惚れてしまうのであった。
てか前見て安室さん!!
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華美 - ミントさん» 嬉しいコメントありがとうございます!次も降谷さんとのラブラブ書いていきます! (2019年5月6日 18時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - とっても面白いです!次も楽しみにしてます! (2019年5月6日 18時) (レス) id: 6f58fc9af6 (このIDを非表示/違反報告)
華美 - カナリアさん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 06514a18af (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - とっても面白いですね!更新頑張ってください! (2019年4月27日 19時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華美 | 作成日時:2019年4月20日 11時