幼なじみ��*剣城京介 ページ44
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春の暖かい陽気が心地いい今日この頃。
暖かくなってきたから
もっと布団にくるまって寝ていたいけど、
早めに起きて学校に行く準備をする
今日こそは……
今日こそは一緒に学校へ行きたい……
毎日思っているけど、
もう1ヶ月は同じこと思って実行できていない……
彼を前にすると、
うまく話せなくなってしまって
挨拶さえもうまく出来なくなってしまう
自分の緊張しいをどうにかしたい……
そんなこと考えてるうちに準備が終わって、
朝ごはんを食べてお父さんとお母さんに
｢行ってきます｣と挨拶して家を出た……
頑張れ、私……
いいタイミングで隣の家のドアも開く……
よかった、今日もこの時間だ……
彼はちらっとこちらを見たけれど
そのまま私の家の前を通り過ぎようとしている……
｢……あ、お、おはよう……、きょ、剣城くん……｣
勇気を出して挨拶をしたけれど、
ちらっと目だけ向けて通り過ぎていってしまった……
今日も、だめだった……
剣城京介くんこと、京ちゃんとは
家が隣で、親同士がとても仲良し……
幼稚園、小学校、中学校まで一緒の幼なじみ……
小さい頃は家族ぐるみでよくお出かけをしたんだけど
今じゃその面影もない……
京ちゃんが、私を嫌っているから……
避けられる原因になったあの日のこと、
今でもはっきり覚えてる……
小学5年生の夏休みに入る少し前、
夏休みに京ちゃんちと私んちで
家族ぐるみでのキャンプに行く予定だったから
その事を教室で話をしていたら
いつも一緒にいるから付き合ってるんだろって
男子たちがからかってきて
京ちゃんがすごい剣幕で男子たちに怒って
そのまま家に帰っちゃって、
キャンプも中止って連絡がきて……
その次の日から、
京ちゃんは私を無視するようになった…
どうすればよかったんだろう……
あの時、私は固まってしまって、
俯いて立っている事しか出来なかった…
2年経った今も、ずっと後悔してる……
｢……はぁ…｣
いつまでもしょぼしょぼしてられない……
学校行こう……
そう思って歩きだそうとした時、
京ちゃんちの玄関の扉が開いて、
剣城母｢……あ、おはよう、Aちゃん…！
京介がお弁当忘れみたいだから
悪いんだけど届けてもらえるかな…？｣
｢…京ちゃんママ、おはよう……、
お弁当…お届けするね…！｣
思いがけず京ちゃんと話すきっかけが出来た……
京ちゃんママ、ありがとう…
頑張ろう……
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幼なじみ��*剣城京介→←バレンタイン��after*剣城京介
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あやか(プロフ) - 瑠璃さん» わ、元気を出して貰えたなら良かったです！コメントして良かった(｡･･｡)ご自分のペースでゆっくり更新してくださいね、続編も楽しみにしてます頑張ってください！(●´▽`●) (2020年5月13日 15時) (
レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます！最近あまり良い文章を書けなくて悩んでいたのですが、なんだか頑張れそうです.☆.｡ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！最近夢小説にハマっていて、こちらの作品にたどり着きました。キュンキュン止まらなくてやばいです…!!最近見た作品の中で1番好きです…(´；ω；`)ｷｬｱｱ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2012年3月27日 14時
