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先生「宿泊学習の班決めするぞ〜」
今日最後の授業はもう明後日に迫っていた宿泊学習の班決め。
先生、さすがに班決めるの遅くないですか？
なんてクラス全員で思った言葉はみんなで頑張って飲み込んだ。
先生「6人で1班、他クラスの人と組んでもよし」
じゃあ時間30分あげるから今誘いに行って〜となんともゆるゆるな時間をくれて教室を出て行く先生。
ユア「私たちは4人は決定〜」
ウォヌ「あと2人どうする？」
誘いたい人いる？と聞かれた私は顔を横に振った。
「どうす…」
ホシ「ジュナたちー！！！一緒の班になろー！！！」
勢いよく開けられた教室からはほぼ叫びに近い声で入ってきたホシくんと、ドアからひょこっと顔を覗かせるウジが。
ウォヌ「ホシウジ2人？」
ホシ「うん！もしかしてもう決まっちゃった？」
あちゃー、と頭を掻くホシくん。
ジュン「決まってないよ！一緒の班になろう」
ホシ「マジ？よっしゃ！よかった〜！」
そんなにウォヌジュンくんと一緒がよかったんだね笑、とホシくんを見て笑っている私の隣にいつのまにか来ていたウジ。
ウジ「お菓子500円までだって」
「そなの？一緒に買いに行こ」
ウジ「ん、放課後ね」
「はーい」
ていうかお菓子の値段上限あるとかすごい子供扱いされてるじゃん、なんてウジと笑い合ってると
ジュン「え！ずるい！僕も一緒に行きたい」
ユア「私もー！」
抜け駆けはダメ！私のAなんだから！とユアが私の腕を組んできた。
ウォヌ「ていうかさっきも思ったけど2人仲いいの不思議」
私と…ウジ？
ウォヌが私たちを指差してきたので
ウォヌ「痛たたたごめんごめん」
人に指差すのはやめようね？と軽くその人差し指を掴むとウォヌが静かに手を降ろした。
ユア「でもホシウジ他にたくさんの人に誘われてそうなのにね」
ホシ「あぁ、ジュナとウォヌとなりたかったから！なのもそうなんだけど」
ウジがAとがいいって頑なに言うからさ〜とへらっとした笑顔でホシくんはウジを見た。
「え、なにそれウリジフナかわいい〜！！」
思わずウジの白くてもちもちなほっぺを両手でうりうり。
ウジ「ホシ、言うなって言ったろ…」
ウォヌ「え、、まじで」
ジュン「Aちゃん、」
名前を呼ばれてウジのほっぺから手を離すと
「なあ、に」
ジュン「Aちゃんのほっぺかわいい」
ジュンくんが私のほっぺを指でつんつんとしてきた。
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作者名：tea | 作成日時：2021年11月25日 14時
