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your side
｢そろそろ歯医者行かなきゃ〜｣
｢今日行ってこれば？
朝別に予定ないんだろ？｣
｢別にないけど午前診やってるかな｣
そお思いスマフォで調べるけど
土曜日が休みのところ多くて
1番近いところが裕太の家の近くだった
｢ここなんだけど惟斗見ててくれない？
私パッと行ってくるから｣
画面を見せると少し止まって
｢いや、いいよ車出すし｣
って言ってくれた。
裕太の家の近くだからかな。
｢ほんと？じゃ行こか｣
それから車で歯医者につくと
入ってきたのは裕太。
何でいんの？って言ってもここ裕太の
家の近くだった。
最初声かけようか迷ったけど
目合っちゃって隣に座ったら
少し距離取られてしまったし、悲しすぎ
｢幸せ太り？｣
｢そうだよ？｣
鼻高くして答える裕太。
全然掴めてない
お腹ぷにってして確かめながら
流し目でこっち見てるし
やっぱり可愛いな。
なんて思ったけど……
幸せ太りってことは彼女出来たんだね
｢そっか〜よかった〜
裕太幸せそうで｣
私笑顔作れてるよね？
こおなると寂しいよね……本当に。
2年もあってなかった裕太と
久しぶりの再会したのに
こんな気持ちになるなんて。
それから名前呼ばれて
｢BBQ来るんでしょ？｣
って言うと、来るって。
また会えるんだ……
また会えるんだって何？
私子供もいるんだよ。忘れなきゃ。
裕太にいつまでも依存してる場合じゃないよね
それからミツと、横浜行くことになって
横浜までの行き道。
凄い不倫の歌流れてるし
気まづすぎるけど
ミツが一生懸命喋ってくれて
何とか変な空気にはなってなかった
横浜についた時は惟斗も起きてて
歩くのが早かった惟斗。
離乳食離れも早くて本当に
手がかからない子。
｢おいしい〜｣
ご飯屋さんに入って
小籠包を頼んだ。
｢ね、おいしい〜
惟斗、フーフーするから待ってったら｣
惟斗には別のもの頼んで
冷まそうとしたら
それを変わってくれて
｢先食べなよ｣
って本当にいい旦那さん
そしてお父さん。
裕太のことなんか気にしちゃダメ
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作者名：みつこ | 作成日時：2018年5月19日 0時
