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だんだんと弱まってくる抵抗に気を良くした俺は、ゆっくりとAちゃんの口の中を堪能する。
彼女の唇を舐め、歯列の裏を舌先でなぞり、その小さな舌を追いかけ絡める。
ちゅ、という濡れたリップ音が響くたびに、Aちゃんの口はゆるゆると開いてきた。
目を開き様子を伺えば、とろんとした瞳とかち合う。
うわ、あかん。それはあかん。
その目は男をソノ気にさせるには充分や。
押さえていた右手を離してやり、Aちゃんの頬に手を添える。
何の拘束もされなくなった彼女は、細くて白い腕を俺の首に回してきた。
積極的に舌を絡めてきたり、俺の舌に吸い付いてくる。
少し驚いて唇を離せば、不満そうに眉を寄せたAちゃん。
「なんで……やめるの………？」
「……いいん？」
「いいよ。………港人だから」
恥ずかしそうに呟くその言葉に、俺のリミッターは完全に外れた。
「…ふ、………んぁ…………」
噛み付くようにキスをする。
可愛いこと言うAちゃんが悪い。
でもAちゃん、案外激しいのも嫌いちゃうやろ？
首に回った腕は強く引き寄せてくるし、左手は俺の後頭部に添えてくんねんもん。
可愛い。可愛い。可愛い。
Aちゃんの頬に寄せていた左手を動かし、耳から首筋へと撫でる。
右手は腰をなぞって太ももへ滑らせれば、キスの合間から甘い声が溢れでた。
ああ、ほんまに、可愛い。
ほんまにほんまに、可愛すぎる。
悩み事なんて吹っ飛んだ。
俺はAちゃんを、手に入れた。
「と、いう夢を見たから、遅れましたごめん」
「しばくぞ」
「え、ひっど、純喜くんしばくは酷い」
「いや酷いん自分やん！なんやねんその遅刻の理由！しかも夢の内容！せっかく次の合宿までに新しい服買おう言うてたのに！！」
「いやーリアルやった。まじでAちゃん可愛かった。遅れて申し訳ないけど後悔はしてへん」
「思春期こじらせてんなよ」
「やからごめんて」
38.おべんきょしましょ→←37.ナヤミゴト※少し過激表現有
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uka - いやああめっちゃ面白くて、一気読みしちゃいました笑 ソルくん推しなのでソルくんとの絡み見たいです！ (2020年4月30日 23時) (
レス) id: 701fc5b087 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 安藤くん出てくるたびに私も心臓がドキドキします(´；ω；`)笑 星ボタン何回も押せたらいいのに、、、、本当に最高です！！ (2020年4月18日 19時) (レス) id: 80c7c0ae45 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - rikoさん» わー！私もよなとも推しですー！同じ推しの方から感想もらえて嬉しすぎます(TT)設定モリモリの御都合主義なお話ですが楽しんで貰えてほっとしております…！これからも更新頑張りますね！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - るうさん» ありがとうございます…！他の作品と比べて糖度は低いかと思いますが、それでも読んで頂けて嬉しいです、これからもよろしくお願いします！ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
chia(プロフ) - くまさん» 惚れて頂けて嬉しいです……！なんだか自分でも知らないうちに安藤くんよりのお話になってきてしまっているので、これからも彼のことを素敵に書けるように頑張ります！ (2020年4月16日 12時) (レス) id: 4602b620e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chia | 作成日時：2020年1月21日 22時
