酔っぱらい？ ページ3
A「〜♪」
ん？
部屋のドアの脇。
浴衣姿でしゃがみこんでる人がいる。
具合悪くなっちゃったのかな？
もしかして、酔っぱらってる？
ちょっと怖いけど・・・、
勇気だして、声かけてみた。
A「あのー・・・、寝てるんですか？
お部屋。間違ってません？」
ここ、私の部屋ですって言ったら危ないよね？
どうしよう。
A「あのー・・・、」
困ってたら、しゃがみこんでた男の人が顔あげた。
玉森「・・・寒、」
A「・・・え、玉森くん？！」
玉森「寒い、」
A「どうしたの？！こんなとこで。
お部屋入らないの？」
玉森「キーが、」
A「どうしたの？」
玉森「ないから入れない。」
A「はい？！ないって何で？
まあいいや。ここ寒いからとりあえずお部屋入って？
中で話聞くから。」
隣の私の部屋に足取りがふらついてる玉森くんを連れて入る。
大きい人なのに、小さくなって小刻みに体震わせてる。
立ち上がったときふらついて、私に抱きついてきた！///
A「きゃあっ、」
玉森「ごめ、」
A「・・・、い、いいよ、大丈夫//
そんな寒い？
ほらここ。お布団入って。」
私のベッドに寝かせてあげた。
買ってきたものを冷蔵庫にしまって様子を見に行くと、布団の中でもまだ震えてた。
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作者名：たまさくら
| 作成日時：2019年9月1日 17時
