【d!】セールスマンに惚れさせられました！2【syp】

醜さ ページ4

ut「そうなんかぁ………なぁ、こんな時に言うなんて本間クズやけど、俺じゃ、アカん？

初めて会った時…一昨日やね。その時に一目惚れしたんよ
俺なら絶対にAちゃんを泣かせへんし、泣く事あっても嬉し涙やから。

別に今すぐに答えて欲しい訳やあらへんし、断ってくれてかまわへん。な？」


『ごめんなさい。やっぱり私は、ショッピが好きなんです。でも、鬱さんはクズなんかじゃありません』


すると驚いたように目を開く
意味がわからない、と言うように
首を傾げる鬱さんに続ける


『そもそも本当のクズだったらこんなに優しくしてくれませんよ。悲しんでる人に寄り添ってはくれませんから』


ut「…人の弱みに入り込んで荒らそうとする悪魔かも知れへんで？」


『ふふっ、そうかもしれませんね。でも、貴方はそんな人じゃないですよね？知ってますよ。望は良い人と悪い人を見極めるの得意なんで』


降参やわぁ、なんて薄ら笑いを浮かべる
でも、鬱さんは本当に悪い人じゃない
そんな事位わかる


ut「今日は家まで送ったるから、女の子は道路になんか座っちゃあかんで」


『そうですね…』


ほらね、やっぱり良い人だ
私が醜く感じる

相手の気持ちを理解出来ていない→←最低

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