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「大毅、おはよ。毎朝ありがとな」
大毅「はよ」
朝からキッチンに立って料理をしてくれているのは長男の大毅
まだ朝やから静かやけど本来はうちで1番のお調子者でイタズラ好き
でも根はめちゃめちゃ真面目やし、努力家
現に今やって誰よりも早起きをして全員分の朝ごはんを作ってくれている
妻が亡くなってからは料理はこどもたちが持ち回りで担当してくれとって俺がやるより全然美味しいし、健康的なメニューをつくってくれている
どうやら生活能力の乏しい父親を持つとこどもたちは家庭的に育つらしい笑笑
大毅に挨拶をしつつ身支度を整えに洗面台に行ってからリビングへ戻るとさっきまでなかった湯気のたつコーヒーが用意されている
大毅「コーヒー、淹れといたで」
「おん、ありがとな」
俺が毎朝コーヒーを飲んで1日のスイッチを入れていることをいつからか察して朝ごはんの支度とともにコーヒーまで用意してくれるようになったなんともできた息子
「ん、今日も美味い。ありがとな」
大毅「ええよ、もうできるからあいつら起こしたって」
「おん」
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亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。神ちゃんと濱ちゃんと照史君は出で来ないんですか? (2023年1月28日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
赤青桃色濃いめの虹色ジャス民(^ヮ^=)(ノノ_☆)('・ェ・`) - 更新楽しみにしてます! (2023年1月25日 23時) (レス) id: 7aeb0d2eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜月 | 作成日時:2022年12月5日 12時