【実話】誰かに認められたかった。

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『評価が更新されました。』

私を認めてくれたネッ友さんと話していた時、1件の通知が来た。

『5人のユーザーが「君は陰キャかい？(それっぽい)」を面白いと評価しています。』

あれ？占ツクの☆って、5人以上のユーザーに評価されると黄色くなって、100人以上のユーザーに評価されると赤くなって殿堂入りするんだよね？.......

ってことは.......！！

私は急いで占ツクを更新した。

やっぱり！！

初めてだった。初めて☆が黄色くなった。

その嬉しさを大急ぎでネッ友さんに伝えた。

だってその人が居なかったら、あの時、友達になってくれなかったらきっと私は今頃、占ツクには居なかったから。

やっぱりその人は「凄い！おめでとう！！」ととても褒めてくれた。

その時、

『作品の順位が更新されました。』

という通知がまた来た。

順位？.......って事は...！！

ランキングに入ってる？.......

嬉しかった。ランキングに入った瞬間、沢山のコメントが来た。

知らない人ばかり、

でもみんな、

「面白かったです！」

とか、

「新作待ってます！！」

とか、

そんなコメントばかり.......

あれ？これ私、期待されてる？

私が？私の事を必要としてるの？

勝手な考えかもしれない、

ただの思い込みかもしれない、

本当は何も思われてないかもしてない、

でも、私には占ツクに生きる意味を貰った。

改名の事で悩んでいた時も、迷走中で何も思い浮かば無かった時も、アンチが来て落ち込んでしまった時も、私を助けてくれる人が居た。

ただそれだけで『幸せ』だった。

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