無気力組が好きすぎる

変人が24人 ページ25

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『とりあえずリエーフ起こしますそれから孤爪くん起こすので邪魔しないでくださいね！？』







私がそう言うと夜久さんは「はいはい」、黒尾さんは「好きにしろ」と言って今日の準備をし始めた

私ご飯ですって言ったよね？！ねえ？！(言ってません)






とりあえず







『起きろリエーフ！！！！そして死ね！！！』








リエーフを蹴った







灰「…？！いった！！！なんで朝から…って荒川さん？！朝から蹴らないで下さいよ痛いです！」

『は？蹴ったら痛いのは当たり前だろ何言ってんだお前』

黒「本当にお前リエーフにはあたり強いよな」







だってリエーフだもん
鋼のメンタルもってるでしょ


自己完結させて、私は孤爪くんのもとへ向かう

黒尾さんとリエーフは「え？！無視？！」とか何とか言ってるけど聞こえなーい、知らなーい



私はゆっくりと孤爪くんのところに腰を下ろす







『孤爪くーん、朝ですよーう』


孤「………ん」









…ねえみんな今の聞いた天使でしょ
なにこの天使は。かわいすぎなんだけど。もうずっと寝かしておこう？私こんな天使起こせない
だって天使だもん



そう思ってると夜久さんから軽蔑な目で見られた

私の鉄の心が傷ついた。夜久さん酷い。


でも朝ごはんは食べてもらわなきゃ困るので再び起こしにかかる。手で孤爪くんの体を揺すってみたけど起きる気配はない



さて、どーしましょ！！！！！







『…孤爪くーん？』








意味もなく、孤爪くんの名前を呼んで顔を覗き込んでみる

…わあ、本当に整った顔してる、カッチョイイ

そんなことを思ってると薄く開かれた目









『お、おはよう孤爪くん…』
孤「…」






寝ぼけているのか虚ろな目をしている孤爪くん

いや可愛いんですけど((







『…起きました？』
孤「うるさい」







孤爪くんはそう言うとグイッと私の腕を引っ張って布団の中に入れた


…………ﾝ?!?!!!!!









『エッ、いや、アノ、こ、孤爪さん…？』

孤「…んぅ、なに…うるさい」








いやもうなんか私の周りに孤爪くんの匂いブワアア広がってるんですけどご褒美ですかありがとうございます。でも男子慣れしてない私にとっては心臓が今すぐ飛び出しそうなんですけど誰か助けて？！







黒「落ち着け研磨あああああ！！！！！」
夜「正気に戻れえええええ！！！！」







この後直ぐに黒尾さんと夜久さんに助けて頂きました




ありがたや

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