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『えぇっ…！』
俺にコスプリ？！しかも今だけちゃんって！
でも、可愛い莉犬のため…！
莉犬「お願い」
うるうるとした可愛い顔でおねだりする莉犬。
『うっ…、わ、分かった』
俺はひとつ咳払いをして、ロリボを出す。
莉犬「ありがとう！今からAちゃんで俺は彼氏！」
ぱぁっと満面の笑みになる莉犬を見ているとこんなことどうでもよくなってきた。
店員「いらっしゃいませ、カップルでのご利用ですか？」
莉犬「はい」
『早く撮りたいな〜！』
楽しみだね、と笑って言った。
店員さんからコスプレ券を貰い、コスプレ選びに移る。
『どれにする？』
莉犬「これは？」
莉犬がじゃんっ！と出してきたのは犬とうさぎのモコモコの着ぐるみ。
『可愛い、いいよ！』
莉犬「俺が犬だね、着てくる！」
試着室を借りて、着替える。
犬は赤でうさぎは白。
俺らのイメージカラーにぴったりだった。
莉犬「着替え終わったよー！」
俺はその言葉にドキッとした。
試着室の鏡で確認するが、似合っているようには思えない。
莉犬「終わったー？」
声だけでわかる、ワクワクとした声。
『うん、終わったよ』
俺は意を決して試着室のカーテンを開けた。
そして俺は思わず息を飲んだ。
『か、可愛い！』
莉犬「えっ？！」
莉犬はイメージ通りの可愛さだった。
莉犬「かっこいいって言って欲しいんだけど…」
むぅと頬をふくらませ怒る莉犬。
莉犬「にしても…Aくんはイメージ通りだね」
と笑う莉犬。
『ねぇそれどういうこと？w』
莉犬「そのままw」
『ねぇ！w』
莉犬「ほらいこ！」
グイグイと引っ張られながら1台のプリクラ機の中に。
お金を入れ、いろんな設定をした。
プリ機「1枚目〜、顎の下でピース！」
プリ機「3、2、1」
パシャッという音とともに、シャッターを切られた。
莉犬「お！盛れてる！！」
『おおお！！可愛い！！』
2人でキラキラとした目をする。
プリ機「2枚目、ギューってしちゃお♡」
俺と莉犬はぎゅっと抱きしめ合って、頬を寄せ合う。
プリ機「3、2、1」
パシャッとまた撮られる。
『なんかほっぺがもちもちしてそうw』
莉犬「わかる、なんかもちーってw」
プリ機「3枚目、ハート作ろう！」
莉犬は指ハート、俺は人差し指と親指でハートを作った。
プリ機「3、2、1」
莉犬「あー！！！」
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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません！指摘ありがとうございます！申し訳ないです！ (2019年9月30日 14時) (
レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは？ (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます！やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです！ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年4月20日 21時
