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蝉の声が一切として聞こえなくなった頃。
私はレイニー様に治療をして貰って居た。
誰かに殴られた訳では無いし、故意的に自身を傷つけた訳でも無い。
ナイフの手入れをしている時に、誤って自分の脚に落としてしまったのだ。
私の使用しているナイフは、かなり鋭利な物なので、深めに刺さった。
私は痛みからその場を動く事が出来ず、レイニー様を呼んだ。
要件を簡潔に伝えると、レイニー様は急いで此方に来てくれた。
そして、現在に至る。
ut「大分深くいっちゃったね〜」
『大体3、4センチ程でしょうか。』
ut「そん位やね。包帯とかでもええけど、治りが遅いかなぁ,,,,。
あ、縫合しちゃう？」
『早めに治したいのでお願い致します。』
私がそう言うと、レイニー様は何処からともなく針と糸を取り出した。
ut 「んじゃ行くで〜。痛かったら言うてな。」
私は自分の服の袖口を強く噛み、痛みに備えた。
が、やはり、ナイフが刺さった時の方が痛い。
暫く不思議な感覚に耐えていると、縫合が終わった。
ut「痛かったやろ？大丈夫？」
『思っていたより、痛みは感じなかったで。』
ut「それやったら良かったわ。コレがトラウマになる奴も居るからな,,。」
レイニー様は道具を纏め、帰る準備を始める。
何か手伝おうとするが、レイニー様によって阻まれてしまう。
ut「怪我人なんやから、安静にしてへんとアカンで。」
終いには、そう釘を刺された。
傷口見ていると、痛々しい縫合の跡が見えた。
だが、不思議と痛みは感じない。
自分の脚ではなく、他人の脚を見ている様な、そんな感覚。
動かすと、漸く痛みと感覚が戻って来る。
嗚呼。痛いなぁ,,,,,。なーんて。
一番痛かったのは彼女なのに。
被害者は私だけどね。
血生臭くなったナイフを、今度は丁寧に手入れをした。
ーーーーーーーーーー
時代を〇〇○みました。
ハーハート様、それにしても痛そうですね。
誰か守ってくれたら良いですね。
今後もご贔屓に。
汝より。
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
