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総統閣下様はそうとだけ言い残し、元の場所に戻って行った。

総統閣下様は何処と無く読めない部分があって、嫌だ。

分かり易い部分が多いからこそ、分からない部分が気になる。

そういう物だろう。




また暫くすると、他の人が座った。

『此処はバーでは無いですよ。』

「え〜こんなかわええ子居んのに?」


ヘラヘラとした口調で言うのは、レイニー様。

仄かに香るアルコール臭が、私の鼻を掠める。


ut「どしたん?」

『レイニー様、香水変えましたか。』

ut「変えてへんよ?え?もしかして何か変?臭いとか??」


そもそも付けていた事に驚く。

何時も煙草の匂いしかしないのに。


『いえ、大丈夫です。で、何か御用が御有りで。』

ut「んーん。暇やから来ただけ〜。」

『席料取りますよ。』

ut「キャバクラやん!」

『私も少し疲れているので。』


そう言い頭を抑える。

未だにずきりずきりと痛む頭は、私の酒の弱さを感じさせる。

ut「あ〜それはスマンかったなぁ〜。」


ヘラヘラと笑いながら手を合わせ、そう言う。


『では本日はお引き取り頂けますか。』

ut「それは無理やわぁ〜アレに巻き込まれとうないし,,,。」



そう言いレイニー様はとある方向を指す。

指された方を見てみると、死にそうな顔で料理を食べているヘンリー様とシュヴァイン様が居た。

そして、少しするとボンベ様が大量の料理を持って、そちらに行く。

アレが俗に呼ばれる「食害」という物なのだろう。

『あ、あぁ,,。』

ut「そんな慈愛に満ちた目で見ないであげてや,,,。」




そんな他愛の無い話をしていると、また、眠気が襲って来る。





『レイニー様、そろそろ私は休養を取ろうと思いますので、失礼致しますね。』

ut「お〜ん。そか。じゃーな。二日酔いに気を付けてな。」


レイニー様はそう言い手を振った。

私は彼に一礼し、その場から去った。



主役が一番最初に帰るのは如何な物だろうか。




部屋に戻り、時計を見ると、短針が2を過ぎた所を指していて、また頭が痛くなった。

__________________

続々編に移動させて頂きました。

題名については、あまり気にしないで下さい。

今後も御贔屓に。


汝より。

<奮わぬ実力>→



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作品ジャンル:恋愛
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください! (2022年12月11日 22時) (レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います!これからも更新頑張って下さい! (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え、、、好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://twitter.com/shoppi_su  
作成日時:2022年9月19日 20時

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